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本日のよろこびごと。(964)

おおっぴらに まっとうなこと 言えぬ世です(喜) 週末にとても良い本を読んだのでその紹介を、 「マツ☆キヨ」 マツコと池田清彦氏*1の対談、これ超お勧めっす。 今の日本社会が普通であることをよしとするあまり、マイノリティをマジョリティに組み込もうと…

本日のよろこびごと。(565)

送料無料 どこでどうやって 儲けてるん?(喜) Amazonで購入した雑誌が届きました♪ MAISHA(マイシャ)創刊号 525円(税込) “東京ガールのリアルインテリア”を紹介するインテリアマガジンの創刊号。3月24日に既に第2号も発刊ずみ。でも買ったのは創刊号の…

本日のよろこびごと。(424)

読みとうても 字が小そうて 挫折しかねず(喜) ひさびさにテレビ雑誌を購入したよん♪ テレビブロス最新号、特集は『モテキ』 モテキが目当てか? いやいや、購入動機はバナナマンさんの記事が載ってるからです。つってもバナナさんが出てる雑誌を全部買って…

本日のよろこびごと。(406)

銀ブラの 汗を流しに 金春湯(喜) 最近読んでおもろかった本を紹介するね。 嵐山光三郎著『とっておきの銀座』 旅と食にこだわり人一倍な趣味人さんによる銀ブラ(おもに裏通り)・エッセイです。 銀座は老舗の宝庫。とはいえ、いかにも由緒正しき路面店は…

本日のよろこびごと。(392)

淋しさと 生きながらえてた 不思議さと(喜) 今日は何の日、ルッルー♪ なんと今日は情報誌「ぴあ」の最終号の発売日だそうです。 そうかぁ、ついになくなるのかぁ。同日中、「第三舞台」解散のニュースに不意を突かれて過去へ思いをはせたばかりだというに…

本日のよろこびごと。(332)

ドラマ化なら 2度おいしいが 物足りない(喜) ゴールデンウィーク中はいかがお過ごしでしたでしょうか。アタシは実家でダラダラしてました。ま、いつものことです。 さて、ひさびさの更新はGW中に読んだ本の感想。 東川篤哉著『謎解きはディナーのあとで』 …

本日のよろこびごと。(306)

たまには 下世話な ポイズンを(喜) 今日は本の感想。 唯川恵著『テティスの逆鱗』 美容整形クリニックに通う女たちの運命と欲が交錯する美容ミステリー。金も名声も手中にした女優は若手女優と加齢の突き上げに焦燥を覚え、傍目に幸せそうな主婦はもう一度…

本日のよろこびごと。(304)

コンビーフ そういや最近 食ってない(喜) 少し前にここを読んでくれてる友達から 「最近は本の感想とか書かないね。結構参考にしてたのに」 と言われたのを思い出したんで、今日はひさびさに本の感想を。 角田光代著『ひそやかな花園』 子供の頃のサマーキ…

本日のよろこびごと。(288)

生きるために パンと水 たまに本(喜) うわっ、ポストに届いてた!! Amazonから『Quick Japan Vol.94』がっっっっ! 表紙が素敵。目次が素敵。本文をぱらぱらめくって、ああ、なんて素敵なのーーっ(小躍り) スーパー充実、間違いなし。 そいや、自分のた…

本日のよろこびごと。(249)

売るも千円 捨てるも千円(喜) 断捨離実施中につき、本日は人生2回目のブックオフ体験を、ってまあ要するに本を売りにいったんですけどもね、11点持参すれども値段がついたのは7点のみの、締めて440円。スゲー重かったのになぁ。買い取り不可4点の理由は背…

本日のよろこびごと。(248)

山積みの 本を売れども 塵なるを(喜) 本 17冊、DVD 1枚、CD 1枚を携えて初ブックオフしてみました。 うふふっ、いくらぐらいになるかしらん。 ええ、わかってますよ。聞いたところによると査定結果はおおむね、 「ええっ、こんなに!?」 だそうですな。“こ…

本日のよろこびごと。(175)

煎餅や 人形焼を 買出しに(喜) 東野圭吾著『新参者』を読んだんですが、もう、なんつーか、すげーよ、圭吾さん。面白いったらないわ。数多ある連作ミステリーの中でもこれは傑作じゃなかろうか。 ドラマは現在放映中。既に何話かを見てしまっているので、…

本日のよろこびごと。(159)

ふうっ、読んだ…(喜) 『1Q84』1〜2巻を読破しました。 1巻550ページ中120ページまで読んだところで、 「まったく面白くないわけじゃないけど、そんなには…。そうだ、アマゾンのブックレビューをチェックしてみよう」 として200人以上の熱い書き込みに、げ…

栗本薫さん逝く

たった今知ったんだけど、26日にすい臓がんでお亡くなりになっていたんだね。ショックだー。 これでグインサーガは未完になってしまったんだなぁ…。青春時代からずーっと読み続けてきて、まだこれからも続いてゆき、いつかはどこかで終わらせてくれるんだと…

劇団ひとり著『陰日向に咲く』

今頃読んで、面食らいました。こんなにユーモアとペーソスの漂う快作だったなんて! 文章力は週刊文春の連載エッセイでそれなりにわかってたつもりでいたが、あくまでもそれなり。彼の筆はエッセイよりも小説でこそ冴え渡るんじゃなかろうか。エッセイだとや…

東野圭吾著『聖女の救済』

あらすじ:資産家の夫が毒殺される。美貌の妻・綾音のアリバイは完全に成立し、夫には若い愛人の存在も浮上。絶対実行不可能な前代未聞かつ綿密な殺人計画をガリレオの推理が解き明かす。最後に炙り出される未亡人の切ない真実…。 ご存知、ガリレオシリーズ…

『相棒』

本屋にて。うおおおお、相棒のノベライズがでてる〜っ! 奥付を繰ると「2007年10月30日第一刷発行」、う、運命じゃー! で、当然即買い、待ちきれずにドトールに寄って一話ぶんだけ即読み(第1〜3話収録)。 ふおぉ文字からキャストの声が生き生きとよみがえ…

『県庁の星』

県庁上級職のエリート青年が民間企業研修で出向したスーパーで起こす、反発、融和、再生のハートフル・コメディ。 本、面白かったー。 んで、映画も借りてきてみてしまいました。 本を先に読んで気に入り、そのあとで映画をみると、映画的演出により大好きな…

末広美津代著『泣いて笑ってスリランカ』

久しぶりに本の話題。会社を辞めてスリランカへ1年間突撃紅茶修行に行った著者の旅行記です。 スリランカはセイロンティのふるさとですね。インドの下にある島で、ジャワ島沖地震の津波で被害を受けたことぐらいしかあまりよくは知らない国だけれども、へー…

『かもめ食堂』

フィンランドでかもめ食堂をオープンしたサチコのもとへ、ゆえもゆかりもなく運だけでたどり着いてしまったミドリとマサコ。中年の日本女性3人と怪訝にみまもるフィンランドの市井の人たちとの素朴で実直な交流とかいろいろ。 やべえ、すんっごくよかった〜…

J.オースティン著『マンスフィールド・パーク』

貧乏子沢山ファミリーから伯父の大邸宅にひきとられたファニーが、従兄エドマンド(次男)に対する思慕を胸に秘め、上流社会の中で若干おどおどしつつ成長していく物語。 ファニーとエドマンド、ふたりして性格が暗い。堅苦しいほどに生真面目なせいで、他人…

ビーちゃん御逝去

ただいま友人より入った情報によれば、群ようこさんのエッセーでおなじみの美貌長寿の愛猫ビーちゃんがご永眠あそばされたようです(ニュースソースはクロワッサン最新号の連載エッセイ)。よぼよぼになったとかいう近況を読んで、多少の覚悟はしていたけれ…

桐野夏生著『魂萌え!』

59歳でいきなり伴侶に先立たれた主婦の、第二の青春のお話。 昨日(ってか明け方まで読んじゃったよ)読了。なかなかためになりました。主要人物の平均年齢が65歳ぐらいなので、アタシってとっても若いんじゃん!という錯覚におちいりましたが、若かろうと、…

中島京子著『さようなら、コタツ』

ライター時代に著者が取材で訪れたざまざまな部屋たち、そこからヒントを得た、こんな部屋の中にはこんなそれぞれのドラマがあるかも…という短編集。 表題作「さようなら、こたつ」は、引越して古い家具を捨てて窓からこたつを見送る36歳独身女性のお話。男…

井上荒野著『だりや荘』

ペンションを営む美人姉妹と、妹の夫。3人の織り成す不思議な人間模様。 ペンションを訪れたお客様に「東京からくるとここは別世界。まるで舞台の中に入り込んだみたい」と、おもてなしの美しさや居心地の良さを賞賛されるペンション。でも「舞台」という言…

絲山秋子著『海の仙人』

ファンタジーは、ヒトのかたちをしてあらわれる。見えるひとと見えないひとがいるけども、たいていのヒトにはみえるらしい。で、誰もが会ったとたんに「ああ、ファンタジー…」と前にあったことがあるような既視感をおぼえるのだ。リビングに砂を敷き詰め敦賀…

川上弘美著『古道具 中野商店』

古すぎない道具をそろえた中野商店にいるのは、店主の中野さんと、バイトのヒトミとタケオ。ちょっとくせのある人たちの不思議な日常風景。 国語の教材のようなケレンのない文章です。こういうのを名文というのかな。お話は淡々としすぎてて、でもそれは文章…

誉田哲也著『アクセス』

親友の自殺、少年による大量殺傷事件、その接点は口コミの無料プロバイダだった…サイバーホラー。第4回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞作。 うーむ、途中のスプラッタ描写などはかなりえぐえぐでした。それでも実質的には爽やかな少女らの友情と成長のお話…

ニコラス・スパークス『きみに読む物語』

14年目の再会、奇跡のような愛の物語。 「つい最近「きみに読む物語」を読んで、収集つかないくらい泣いちゃった」と薦められ(?)、図書館で予約して借りたはよいが「収拾つかないくらい泣いたら」収拾つかんからと避け、返却期限ぎりぎりまで放置。で読ん…

藤本ひとみ著『いい女』

1万円あったらまず夫と娘たちのためになにができるかを考える。理想的な良妻賢母であることに疑問をはさまず40歳の大台を迎え、それに満足していた詩織だったが、25年ぶりの同窓会で専業主婦の友人と比べても己がいかに女としての華やぎや自分というものを喪…