2004-04-01から1ヶ月間の記事一覧

若竹七海著『火天風神』

三浦のリゾートマンションを未曾有の台風が直撃。孤立した人々を高波、暴風雨、火事といったアクシデントが怒涛のように襲い、さらに死体はでるわ、管理人は錯乱しジェイソン化するわ…バトロワ風ノンストップパニックサスペンス。 シニカル&コージーミステ…

箱買事始SKIPトマトジュース

おとといの夜に申し込んだSKIP通販の商品が届いた。 箱を受け取って、うわ、でかぃ(31×48×26【cm】)と思う、その体積がわくわく感を生む。これが大きいつづら効果。箱の側面のスキップちゃん(というかどうかは知らない)のイラストもかわゆし。さっそくリビ…

連休スタート

朝起きてWebに接続して気がついた、なんと今日から連休じゃんか。いかん、ずーっと連休状態だもんで正常なカレンダー感覚が麻痺しつつある。よし、今日は天気もよいし満開のツツジでも撮りに行くか、などと午後に起きて思うようではますますもってイカンが、…

青井夏海著『赤ちゃんがいっぱい』

妊婦の集うハロー・ベビー研究所で赤ちゃん置き去り事件が発生、同所では18年前にもまったく同じ事件が起こっていた。過去と現在の接点は、赤ちゃんのお母さんは誰? 新米助産婦が赤ちゃんを守るために奮闘する助産婦シリーズ第二弾。 古今東西、妊婦最多出…

青井夏海著『スタジアム虹の事件簿』

万年最下位チーム東海レインボーズのスタンドに現れる場違いなご婦人は、亡夫の後を継いだ球団の新オーナー。門外漢の彼女は野球ルールをおっとり刀で身につけつ、場外で発生した事件の謎までもおっとりと解いてしまうのだった…前代未聞球場型!安楽椅子探偵…

渋谷でじかめ散歩

Rさんに値千金『モネ、ルノワールと印象派展』招待券で頬をはたかれ渋谷Bunkamuraザ・ミュージアムへ。 モネの絵の色彩の美しさに感動したが、いかんせんやっぱ日本人は印象派好きだね、平日でこの混雑とは。まいった。ルノワールの品揃えはイマイチだった…

酒井順子著『容姿の時代』

女の魅力は内面だなんて少女雑誌は欺瞞だ詐欺だと思うきょうこのごろ、容姿のいい人のが結局得をしてるんじゃなかろうか、そう、今は容姿の時代なのだ…というようなエッセイ。 ま、そうよね。顔は大事よね。あと女は胸で男は身長? 容姿がモノをいうってこと…

渡辺容子著『無制限』

失踪した夫の行方を捜しはじめた妻。夫は畑違いのパチンコ業界でいったい何を…!? 妻が愛からでなく、離婚届に判をついてもらいたいがために夫を捜すという設定がよい。その過程で安易に夫婦愛にめざめたりもしないとこもポイント高し。素人が探偵のまねごと…

COREDO

日本橋の新しい名所、COREDOへ出掛けた。【高島屋〜COREDO〜三越ルート】 日本橋三越の催物場で開催中のイタリアン・フェアを見てからというプランなので、まずは三越7Fで待ち合わせ。アタシは銀座方面から歩いて、改装したての高島屋の前を経由しCOREDOを…

杉田かおる

TV

金スマの波乱万丈で「今の自分が一番好き。10代のときになりたかった自分になれたような気がするの」と、そういいきった彼女に侠気(おとこぎ)に相当する女気のようなものを感じ、好感をいだいた。 アタシの場合は、10代のときになりたかった自分とはだいぶ…

ネット楽し

いかんいかんと思いつつ、ほぼ一日ネット漬け。自分のHPのネタを考える暇もなし。 能動より受動のが明らかに楽。低きほうへと水が流れるように、エネルギーが低くてすむほうへと流れてしまった。

今日からわが家もブロードバンド

*1午前中に工事の人に入ってもらい約1時間ほどケーブル端子からモデムまでの回線接続作業をしていただく。電話機のLCR機能の解除方法がわからずしばしすったもんだしたのは、取扱説明書の記載というのがよくよく読めばわかるが、よくよく読まないとわからな…

山田宗樹著『直線の死角』

交通事故の逸失保険金と交通事故鑑定を題材にしたミステリ。 1998年横溝正史賞受賞作。最近注目している著者のデビュー作。さすがに近著の高密度には及ばないものの、新人作家とは思えない出色のできばえ。

内田康夫著『十三の冥府』

有史以前の北東北に、天の浮き船という乗り物で地球中を飛行しムーやアトランティス、キリストや釈迦とも交流がある王朝が存在したとする『竹内文書』。その真偽を巡って起こる殺人事件に浅見光彦が挑む。 今回の浅見探偵の推理はこじ付け的推理や神がかり的…

便器まで何マイル?(デビット・リンチ風)

個室が無意味に広い駅ビルのトイレ。中で向きがかえられないほどなのも困りもんだけども広すぎるのも落ち着かん

恥ずかしがるようなことでもないが

秋葉原に行くのにデジカメを持って出た。車窓の景色とか、道々なにかおもしろいもんがあったら撮ろうと思って。ところがこれがなかなか難しい。できそうでできないのである。一眼レフの本格的なカメラなら格好がつくだろうけど、バカチョンのでじかめ(バカ…

見延典子著『家なんか建てなきゃよかった』

家作りにおけるトラブルと対立をテーマにした短編集(リフォームや建売購入とかもあり)。著者はあの『もう頬杖はつかない』のかつての女子大生作家。 1978年というからもう26年も前かぁ…(遠い目)。それはさておき、人生最大の買い物といえば不動産、でき…

後味のわるい映画たち

昨日のブラピの『セブン』もそうだけど、ケーブルチャンネルのMovie+で今月放映中の『クローン』と『ノイズ』も後味悪い映画だったわね。両方とも映画館でみたはずなんだけども、結末を忘れていたのでせっかくなので観てみた。観ているうちにどんどん記憶が…

小川勝巳著『僕らはみんな閉じている』

人の心が狂気に絡め捕られる瞬間を描いたブラック短編集。 昨日の夜、ケーブルテレビでドイツ映画『es【エス】』を観ていたときに、この映画をこれ以上見続けていてもどんどん不快感がこみあげていくだけかもしれないと思って途中で観るのを止めたように、読…

柴田よしき著『好きよ』

女は「好きよ」というたった一言の遺言を残しマンションから身を投げた。瀬戸内の島で巫女の封印力が弱まり魔物が産声を…ってなホラーミステリ。 大好きな著書なんだが、最近の超常現象がらみのはあまり好みじゃないのよね。ばらばらパーツがラストにぴたぴ…

なんでこんな話をしているかというと

イラク日本人人質事件に関する前フリなのだね。堅いお話の前に柔で和ませておくと。ま、それだけでもないが。あの最初の人質3人(及びその家族)に対する『自己責任』バッシングの元はどこにあるのかなあと考えたときに、いろいろと理由はあれども、なんつー…

うっとりさせてよ、ブラッド・ピット

予定調和って大事よね。 本でも映画でもそう、この作家ならきっとラスト数ページに怒涛のクライマックスを用意してどかんどかんのカタルシスを味あわせてくれてるだろうとか、このお方が主演するんなら彼のチャーミングな追い詰められ顔をいっぱい見せてよね…

山田宗樹著『嫌われ松子の一生』

大学生の笙は30年前に失踪した叔母松子の存在を彼女の訃報ではじめて知った。叔母の流転の人生を調べはじめると…。 ま、松子ぉ…(泣)。アンタはも少し幸せになってもよかったのにね。ちょっとひねているけれども、いくらかひねくれてたほうが不思議と愛しい…

TSUTAYA半額中

今日明日は旧作レンタル50%オフだというので久しぶりにツタヤへ立ち寄った。キャンペーン中だけあってさすがに混んでいた。見損ねた新作映画がすでに7泊8日の旧作コーナーに並べられている、ということはそれだけ長いこと映画館から足が遠のいているんだね…

風邪っぽい

咳は出ずとも喉痛く、一日鼻をかみ続け、ついでにまたも腹下し、とかくこの世は住みにくい。 ああ、昨日のゲリー君もクイモノが悪いんじゃなく身体の異変だったのだろうか。職場で風邪が流行りまくりだったときにはひかなかったというに、なぜにいまごろ。街…

藤堂志津子著『男と女の肩書き』

女30歳、銀行勤務8年目、独身、後輩社員らにウラバンと称され大ショック。総合職への転身を打診されながらも普通の結婚退職への夢も捨てがたく、といってとりたてて焦りも欲もない。さて…。 仕事も恋もうまいこと帳尻があうようなできすぎ感はあるけれども、…

森青花著『BH85』

マッド研究員の手でバイオキメラ生物が仕込まれた育毛剤『毛精』。会社は慌てて回収するが、藻に猿の毛母細胞を融合した新生物はおそるべき速度で増殖してゆき…ユーモアパニックファンタジー&ほのぼの系(第11回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作)。…

腹減った…

ヴァイオリンの日なので夕食を早めにとって出かけたらば、駅についたあたりで猛烈な腹痛に襲われた。うーむ、もしや冷凍しといた豚肉が古かったのか? 熱はでてくる洟もでてくるしで、これはかなりやばい。トイレに3回よっても解消されず、もはや稽古はムリ…

「自分へのご褒美」の法則

仕事が一段落したからといって今回みたいにアレコレ衝動買いしまくるってことはそんなになかったはずなのに。その理由がmarvyさんからのメールで判りました。 「自分への御褒美」私もよくやります。 特にすごく頑張ったのに思い通りの結果にならなかったって…

イラク日本人人質解放

3人が解放されてよかったー。でもまだ手放しには喜べないけどね。新たに拉致された(らしい)2名の消息も気がかりだし。その前にもさ、被害者家族に大して誹謗電話する人がいるってことがね、なんとも嘆かわしくて。日本人の民度はまだこんなに低かったのか…