2004-01-01から1年間の記事一覧

ハムの人

夢の中に想わぬ人物が登場してきて目が覚めたときに「なんで?」と思うことがたまーにある。「そうか、好きだったんだ」と自覚してファンになってしまったこともあるにはあるが、たいていは「なんでだったんだ…ま、いいけど」で終わる。昨晩の夢にはハムの人…

ゴールドクレスト(2)

「重めのデコだと枝がおれちゃいそ。リボンとビーズくらいかな」と書いておきながら、ああ計算違いをしてしまいましたぁ。買うときにすでにちと大きいかなと思ったんだが、でも木製だから大丈夫さっ、と侮ったのが大きな間違い。買ってきたオーナメントを下…

奈良女児誘拐殺人

早く捕まりやがれっ!

清原よ何処へ

アタシは巨人ファンだ。その前提は清原ファンであるということにある*1。ゆえに清原が動けばアタシのファン心も連動する。巨人の前は西武ファンでありました。ああ、清原よ何処へ。 しかし考えてみれば経営陣としては痛し痒しな選手である。「番長」なんてな…

鮨・秋月

渋谷駅カラ道玄坂上ル神泉方面右折五分左手暖簾、渋谷徒歩10分、神泉徒歩1分、住所:東京都渋谷区円山町22−16 先週訪れた高級鮨屋の店名が判明したのでせっかくだからご紹介を。さすが検査熊もとい検索魔succulentさん、お手柄です。 日テレちゃんHP*1に…

綾辻行人著『暗黒館の殺人』

異能の建築家中村青児の手掛けた異形の館でまたしても惨劇が。黒い海鼠壁に覆われ、内部も艶消しの黒一色に染め上げられた暗黒の館。学生・中也が招かれたダリアの宴で供された[肉]とは? そして不可解な連続殺人が…新本格ミステリ館シリーズ最新作。 綾辻氏…

エンゲル係数

先週は社長さんのおごりで(ってか経費だろうが)渋谷のごっつ本格的高級江戸前寿司店*1のカウンターにて「貝を中心に適当に」などという贅沢な経験をいたしました。もちろんお品書きなんつー無粋なもんはない(寿司ネタぐらいはカウンター後ろにあります)…

はじめての腰痛

幼児ならば「はじめてのおつかい」とかカワユイはじめてシリーズがいっぱい待ち受けてわくわくするところを、加齢によるお初シリーズはなんとももの哀しいのである。さほど混んではいない通勤電車で揺られておるだけなのに右側の腰のあたりにぎしぎしいう痛…

ゴールドクレスト

ゴールドクレストを購入。白い鉢に植え替えたらとってもかわゆし。今年はこいつにクリスマスデコレーションをしようと思っておる。でも枝が細くてやさしげすぎて、重めのデコだと枝がおれちゃいそ。リボンとビーズくらいかな。

くるくる・る・くる(3)

ル・クルの所有者になる日はくるのか来ないのかわからないままになぜか不定期連載化している「くるくる・る・くる」。三回目はMyル・クルの写真つき購入報告になるはずだったのにオカシイなぁ。 昨日は渋谷に出たついでに、マークシティでT.C(タイムレス・…

生活スリムアップ計画

物が増えることがストレスになるアタシは、物を捨てるととても気分がよい。ほれ、ゴミ袋に隙間があると捨てるものを探し回るという話は以前に書いたよね。昨晩はクローゼットに仕舞い込みそのうち使うかもしれないからと保管しておいた古い照明器具を解体処…

くるくる・る・くる(2)

15日の日記の続き。 ココット・ロンドの16cmにするか18cm、色は黄色か赤だな。と、もうほとんど買う気のアタシは重量の実感と色決定のために近所のダイエーを偵察した。ところが店頭にはホワイト・ブルー・オレンジ・チェリーレッドしかなく、第一候補のイエ…

月の雫

月の雫って何のことだかわかります? もしや常識だったらどうしよう。たかがドライアイ用目薬ひとつとってもさすが中国三千年の歴史を感じさせるよね。 って違うっ! えーと、これはですね、山梨県の知る人ぞ知る*1銘菓なのですよ。週末の八ヶ岳別荘族詣での…

小霊通

小霊通って何のことだかわかります? もしや常識だったらどうしよう。IT業界でそれなりにバリバリ仕事をこなしがらもITって言葉が何の略語か把握するのが異様に遅く、恥を忍んで同僚Bさんに「ITって何の略?」と訊いたらおもいっきりレスがなかったのは、か…

lくるくる・る・くる

旅行へ行ったりしたもんで最近弛みぎみの財布がさらに弛んだ。節約せねばと思うのだが、そのはしから物欲ぐわぐわわぁ。実は昨日からふいの「ル・クルーゼ」熱に浮かされておるんであるよ。はまりまくっている群ようこさんのエッセイ『群ようこの良品カタロ…

アタシは都会暮らしな八兵衛

週末に、友人Oさんとその友達(でアタシは初対面)のHちゃんの運転で八ヶ岳へドライブへ行きました。なんて、まるで夏休みの宿題で書かされた日記的な書き出しだのう。えーと、先を続けよう。 車窓から高度差による紅葉の色づき具合の変遷を堪能しつつ、まず…

市川拓司著『そのときは彼によろしく』

幼馴染の女性が突然目の前に現れる。彼女はなにか秘密を抱えていそうだが・・・ファンタジックなラブストーリー。 映画『いま、会いにゆきます』の原作者の最新作。どちらも、ぽわぽわしてよいよね。人物の設定や会話の雰囲気がなにがなし村上春樹さんを彷彿…

小池真理子著『冬の伽藍』

軽井沢を舞台にした共に伴侶を失った男女の宿命の恋を描いた大河ロマンス小説。 結局さ、男がどいつもこいつもあまりにも身勝手で自分本位なせいで周りが翻弄されてしまうんだよね。それでもまあハンサムだから許されるのね〜。ラストシーンはスローモーショ…

絵国香織著『ホテル・カクタス』

帽子ときゅうりと数字の2。ひとつのアパートの上下の階にたまたま住まう3者の日々の交流を描いたメルヘン。 とてもかわいいお話なのに、わりと風刺もきいていてたまにドキリ。佐々木敦子さんの挿絵も素敵な大人のための童話です。 しかしすげー発想だよな…

乃南アサ著『火のみち』

戦後の混乱期に妹のために殺人を犯した男が服役先の岡山刑務所で備前焼と出会い、やがて陶工へと成長するが…一人の男と彼に翻弄される人間たちの姿を描いた大河小説。 服役を終えようとも、己の心が赦さなければ己の罪が赦されることはない。陶工として成功…

デスクに乗った社長秘書

突然、ずだだだだという音をたててあとずさり、その勢いで机の上にとびのる、なんてのはコメディやCMの世界でならいくらでもある過剰演出のひとつだが、よもや実際にそんなシーンに、しかもオフィスででくわすとは。茶羽ゴキブリおそるべし。

内田康夫著『箸墓幻想』

奈良を舞台にした卑弥呼論争と箸墓古墳に纏わる連続殺人。浅見光彦シリーズ。 浅見が動くと余計に人が死ぬような気がする。今回も寅さん的にヒロインとのちょっとしたロマンスあり。寅さんと違ってもっぱら惚れられて怖気づくのは男のほうでありますが、しか…

ココア効果

テアブロなる商品が美味であると聞き及び、すぐに買いに出向いた。購入。ついでに牛乳も購入。家に帰ると同時に封を切り、牛乳をレンジでチンして溶かして、すぐに飲む。せっかちなのでこういうときは行動に無駄がなく早い。ぐび、ぐび。飲む。んー、んー・…

罪作りならぬゴミ作りなオンナ

月水金は燃えるゴミ、木曜日には燃えないゴミと資源ゴミ。毎度毎度ゴミだしの日にはきちんとゴミを出すのになんで毎度こんなにゴミがでるんだろうかと思う。 燃えないゴミの木曜日は基本的には少ない。缶のジュースもチューハイもほとんど消費しないし、ビン…

小川洋子著『博士の愛した数式』

先行性健忘症で80分しか記憶が持たない元数学博士と、家政婦母子の交流を描いた暖かなヒューマンメルヘン。 何度も新しく出会えるとしても、覚えてもらえないって、哀しいね。ぐすん。「レナードの朝」に重ねる人もあり、ふむふむ。 博士のキャストは誰がよ…

西村京太郎著『七人の証人』

誘拐され孤島に軟禁された7人と十津川警部。7人はある障害殺人事件の裁判で証人となった過去がある。事件の真相を解く役目を負わされた十津川の前で新たな殺人が発生し…古典的孤島ミステリ十津川警部シリーズ。 西村氏なのに時刻表がでてこないとなんか違和…

椹野道流著『禅定の弓 鬼籍通覧』

動物虐待と焼死事件との関連から発覚した事実とは…法医学教室シリーズ最新作。 法医学の現場に携わる著者ならではの検死描写は興味深いが、まあ、このシリーズの場合はもはやミステリというよりもおなじみのキャラがわちゃわちゃ飯を食っているのを楽しみに…

藤村いずみ著『あまんじゃく』

元外科医の殺し屋が主人公の医学系ミステリー連作集。 SFマガジンに掲載されたデビュー作をそのままシリーズ化したものらしいが、新人らしからぬこなれたストーリー運びに驚く。医療関連の知識も豊富でかなり本格的。短編ひとつひとつのクオリティも高くばら…

柴田よしき著『太陽の刃、海の夢』

細菌感染と戦争で全人類の殆どが死滅した。戦闘的な男性性を排除した女性だけの地下コミューンで生まれ育った少女流砂(ルイザ)。ふとしたことからコミューンに伝わる神話の真の意味を知ることに。はたして神話に綴られた終わりの日とは今日なのか…近未来SF…

思い立ったら吉日なのに

あまり何かを作るということをしないのはたんに怠けぐせゆえで、本質的には何かを作るのは好きである。去年から経済的な問題で自炊をせざるをえなくなって遅まきながら料理を作る楽しさにめざめた。レシピだのみであれこれ作ってみては一人悦にいっている。…