2004-11-08 小川洋子著『博士の愛した数式』 Book 先行性健忘症で80分しか記憶が持たない元数学博士と、家政婦母子の交流を描いた暖かなヒューマンメルヘン。 何度も新しく出会えるとしても、覚えてもらえないって、哀しいね。ぐすん。「レナードの朝」に重ねる人もあり、ふむふむ。 博士のキャストは誰がよいかと考える。読んでいるときのイメージはDrスランプ+ケンタッキーおじさん÷2だったので、西田敏行かなあと。でも若いときはハンサムで、今でもその片鱗が残っているそうだから、加藤剛さんに。加藤さんはしょぼさが足りないけども、そこは演技でカバー。 .