本日のよろこびごと。(974)


ダークナイト ダークナイト うるせぇー!(喜)今日は「相棒」の最終回だったんだけども、
相棒ぉぉぉぉおお…ぉぉぉぉ…。
カイトぉぉぉおぉおおぉぉぉ…。
見ている最中に刻々と破滅へ終焉していこうとしているのがわかりすぎて見続けるのがしんどく、途中で視聴断念しました。にしたって、なんでこんななんでこんななんでこんななんでこんななんでこんな退場のさせ方を?
再放送を見てもカイト君を見るたびに「彼は実はこのときも裏で…」と思わずにいられないなんてあまりにもムゴいじゃないか。いやいや、待って。エンドロールまで見届けていないから、もしかしたらあのあと、実は違うの!という超展開が待っていたかもしれないという幻想にすがってみよう。でもwikiを見たらもうカイト君のネタばれが反映されてた…ぐはあっ(流血)
ただね、「相棒」という何でもありな刑事ドラマとしてはありえなくもない幕引きではあったと思います。そのことは百万歩譲って認めます。だけれども、だけれどもだよ、
悲しすぎて、こんなん消化できるかいっと‼

本日のよろこびごと。(973)


ワシオ君 君に恋せぬ 女はいない(喜)
ドラマの感想〜♪

  • 「デート」第9話

面白かった〜。
もう"今日のワシオ君は"なんて付け足し扱いしないわ。だって今週はひたすらワシオ君がかっこよかったんだもん、彼中心で感想を書いちゃう。
彼はホントに素敵。8月9日という数字にのみやたら興奮するヘンな依子を見ての感想が「か、かわいい…」、プリティウーマンのようなデートを素でやっちゃう、初デートでゲロを浴びせられても気にしない、「1週間後に挙式を」などと無茶な提案をされたときのあの笑顔。もうたまらんわっ。しかも彼は相手の弱みに付け込むようなことはしない、清廉さも持ち合わせていて。EXILE谷口も似合ってたが、人として器が違いすぎました。
まあ一番素晴らしいのは、心から依子のこと可愛い愛しいと思っているところよね。いいなぁ、アタシも、
「あなたと恋がしてみたいです!」
そんな完璧な当て馬ワシオの努力が本当の意味で報われる時がやってきたわけです。
スケート場にて。
「自分は身を引きます。本当の愛とは相手の幸せを願うことだから」
「アタシも別れてやるよ。二人を祝福するよ」
「とぼけるな、お前らお互い好きなんだろ。見つめ合ってみろ、本当の気持ちに気づくはずだ!」
ワシオ・カオリ・金髪兄の三者が結託し、依子と谷口の幸せのために身を引こうとするところまでは予測の範囲だったが、よもやそこからまさかの恋のベクトルが暴かれる展開になるとは!
ワシオやカオリとのデートを避けるようになる二人。なぜそんなことをしたのかというと、
不本意なんです!」
本来の己らしからぬことばかりしてしまう。
「でもこんなの僕じゃない!」
「デートが楽しすぎて困ってるんです!」
え、そーいうこと? どーいうこと? 
そこからは怒涛の長台詞の掛け合い、これがめちゃくちゃ面白かった。まさに「デート」の真骨頂ここにあり。視聴者の気持ちをやや踏みにじっていながら完璧な理論で有無を言わせないところまでねじ伏せられるからこそたまらんのだよ。って、なんかマゾっぽい?
依子と谷口を結び付けたいと願っていた視聴者は、おおいに動揺したはずだ。
えっ?
「もうこれでおしまいにしましょう」と言いながらもおしまいに出来ず、連絡相談のほうれん草を続けていたのはなぜ?
本当に好きな相手に対して自分を忘れないでと牽制していたんじゃないの?
だって電話を切る瞬間にあんなに別ちがたい微妙な表情を見せていたじゃん?
二人は惹かれあっているんだなぁとうっとりしたあたしの気持ちはどーなるの?
ウソでしょ、恋し合うべきは谷口&依子だろ?
という多くの想い込みや願望は木端微塵に打ち砕かれた。
「(自分がコントロールできなくなる状態)それが恋をしているということです」
依子は軽蔑していたバカOLになりはて、谷口は教養のない庶民に堕す。そうだったのか?! それが、
恋の魔法ね〜♪
ふむ、確かに恋ってそういうものだったかも。相手に好かれたいと願うあまりふいにオシャレに興味を持ち、髪型を気にし、電話をびくびくしながら待つ。やがて己を繕っていることに疲れ、本来の自分像とずれていることに気づき、罪悪感と嫌悪感で苦しくなって「ヘンだ、こんなの自分じゃない、もう別れていっそ楽になりたい」と思うものなのだった…かも。
いやアタシだって依子の様子を見ていて「恋をしている女性」であることにうっすら気づいてはいたんだよ。でも谷口がいるのに…って思ってさ。
さてワシオ君に押され気味であまりいいところがなかった谷口タクミ氏。彼が高等遊民になった理由が明かされましたね。
肉親を小ばかにされてへらへら笑って同調しその場を穏便にすませること、それが社会人の処世だというのなら自分はそんな人間になりたくないしなれないというのがその理由。単純な圧迫面接とかいうんじゃなかったことに、少しほっとしたというか、彼の優しさがにじみ出ていてよかったけれど、少し悲しい気持ちにもなっちった。
確かにあるよね。社会では己の振り上げたこぶしを笑顔で殺さなければいけない瞬間が必ず何度も訪れ、「仕方ない」という言葉で片付けて。でもそれが丸くなるっていうこと。谷口はずっととがっていたかった。ずっとまっすぐでいたかったんだよね。よく言えば現代のピーターパン。
来週はもう最終回か。寂しいなぁ。恋愛不適合者のピーターパンとウェンディの結末を見守りたいと思います、覚悟して。

本日のよろこびごと。(972)


ワシオ君 チョコの歯形に 何思う?(喜) 
ドラマの感想〜♪

  • 「デート」第8話

みんなが抑えてきた本音を吐露させまくってなんかうるうるしちゃう回でしたね。
面白かったけれども、少し物足りない。思わず吹き出しちゃうようなとこがなかったからかな。奇矯な格好をせず、アヒル口もしなくなった依子なんてもうほぼ普通のプチコミュ障な女性にすぎないし。初期「デート」の異次元感覚や異様な疾走感、「とんでもねー物を見ちまった!」的な驚嘆がちと薄れてきてしまったことがなんか自分としてはとてもさみしいです。まあしゃーないか、変わっていくことに意味があるのだろうし。
「恋なんて無価値です。恋愛至上主義的価値観を押し付けないでください」
冒頭で依子はこう言い放ってワシオ君を部屋から追い出すが、直後に母(の幻)が指摘する。
「正解よ。どうせ恋なんてできやしないんだから。挫折するのが目に見えているんだから踏み込むのは愚かだわ」
もちろんそれは自分の心の代弁だ。
己の能力と価値観に絶大なる自信を持ち、他者との相容れなさを従容と受け止めていた、自尊心にあふれた強い依子はもはや幻となってしまった。閉じ込められていた自信のない女性の顔がどんどん表へ出てきてしまって、弱弱しい。その根底に劣等感を抱えているのだということを我々はすでに知ってしまっている。
依子の母はあまりにもすべてにおいて完璧だ。学者としての非凡な能力、市役所勤めの平凡だが優しい男性と結婚し、家事も完璧で、早世するときにはひとり娘の行く末にまで思いを馳せることができ、って完璧すぎるだろー! 正直周りの人間が劣って見えていたことはあっただろうし、傲慢で典型的な冷酷エリートになっていたとしてもおかしくないのに。口が達者で周りを言い負かしちゃうところはあった、その程度。度量もデカい。
そんな母をことごとく超えられないことで、挫折まみれになってしまった娘。結婚へと邁進する理由のひとつに、「父を泣かせたくない」と過去話において彼女が言ったことはその通りだとしてもそればかりでもなかろう。依子は母のようになりたいのだ、たったひとつのことでも。
母のようにはなれない。だったら…という劣等感を裏返して拗れまくったのがアンドロイド依子だった。しかし人形としての殻にほころびが生じてしまった今、依子は形式だけでもチョコレートを渡すことができない。
渡せない依子、受け取らない谷口。
「僕らはそんなんじゃないから」
「そうですよ」
明言しあうことであえて心に封印をしてしまう似た者同士。どちらが先に気持ちに気づくのか。やはり、受け取るために数歩歩み寄って手まで差しだした谷口だろうか。
河原には幼少時と同じように渡せなかったチョコをかじる依子いて、頬につたう涙。そこへ感受性の塊である谷口が、何かを感じてやってくる。
古今東西の漫画小説映画に精通し、人情や恋愛や感情に関しての知識だけは肥大している彼。すべては2次元上の経験値とはいえ、井伏鱒二の「山椒魚」を生物に分類するほど小説とか読んでねぇ依子に比べれはものすごいでかい差です。
「君が本当にしたいのは結婚ではなくて恋なんです。恋がどんなものなのか人一倍知りたいのに、できないから心にふたをしていたんです」
かくして導師谷口に導かれ、依子は「恋をしたい」というフォースを得てワシオ帝国攻略へと向かうのだった。
そこまでが今週。あ、もしかして今週が少しさみしく感じたのは、予告ですでに知ってしまった今週の結末へいかに集約していくかだけの回だったからかもしれない。結納のシーンは結末までの和みとつなぎにすぎず。これまでのハイクォリティな脚本であれば、結納にも伏線や意味合いが巧みに隠されていて落としどころともっと有機的に結合したのではなかろうか。そんなことを少しばかり思ってしまいました。
さて今週のワシオ君は、
泣いて喚いてみっともない姿を見せた。彼の依子を想う気持ちは、口先ばかりの軽いものではなくこんなにも真剣だったのだね。ちょっと感動。なのに「どうして自分じゃダメなんですか?」への応えが「谷口さんとは等号で結ばれているけれど、あなたとは不等号だから」とは。さらに「本当は恋してみたいんじゃないですか?」と何度も何度も何度も口にするたび一蹴されまくりもし。ああワシオ君、ワシオ君。でもそのしつこさも無駄ではなかった。依子の心にボディブローのようにじわじわと沁みこんで効いていた。だから、依子の心のふたを開けたのは谷口だったかもしれないけれど、ゆるめといてくれたのは確実にワシオ君、君だったのだよ。そんな努力がついに報われるのか、感無量。来週予告を見ていたら、もうそーいう終わりでもいいかもなんてね。
でもこれは少女漫画だから最初に約束された相手(谷口)と結ばれなきゃダメなのです。

本日のよろこびごと。(971)


黒木華 タキを超える日が 楽しみです(喜)
テレビでみた映画の感想〜♪
succulent「黒木華、すごいね。松たか子もいいんだけど、やっぱり超えてるんだな」
へえ、「リーガルハイ2」では邪魔なだけだったのに。
succulent「ああ!あの邪魔なひと、あの人だったんだ。顔が重なって、似顔絵が犯人の顔に似てた時と同じ快感が!」
そりゃあ良かった(笑)
succulent「衣裳(着物にうっとりはお約束)も小道具(おもちゃとかね)もすごい。戦前モダン、ぐっときます」
という感想やり取りがあって後に録画消化。

  • 「小さいおうち」

ホント、この黒木華いいねぇ。“おしん”みたいな東北田舎娘を、巧みな方言と素朴な顔立ちで演じきり、寡黙ながらもしっかりとした存在感をだしていて。ただ素朴なだけでもないのよね。女の情を知っていく過程では、まるで可憐な雑草に鼻を近づけたら思いがけず強い香りにむせたみたいな、ふいに匂い立つ情感を随所で醸し出しもして。この子、何者?って感じ。ホントによくぞ見つけてきた、よくぞ彼女を配役したと絶賛するっきゃないでしょう。新進気鋭の女優さんに間違いないが、あまりにもタキ役にハマりすぎていたか、「リーガルハイ2」での生かされなさが不安要素。
もちろん松たか子も素晴らしかった。こちらは技巧派で華がある。それでいて自然で、奥様然としたきつめの存在感と女心の乱れにハラハラしどうしでした。
ツボなシーンをいくつかあげると、
板倉(吉岡秀隆)を玄関で見送る奥様が両手を後ろにまわし、自分の指をきゅっとつかんだところ。たぶん監督の演出だと思うけど、恋してる女のもどかしい感情があふれてきた。
板倉の下宿を2回目(?)に訪問したときの、手だけがにゅっとでてさっと奥様を引き込むところ。アタシまで「あっ!」。
女中部屋でくつろぐタキの妙ななまめかしさ、からの、奥様に急訪されて女の気配をすっと消すところも地味ながらツボ。
他にもあるけれど、ざっとこのくらいで。
現代パートもよかったね。だいたい蛇足感があったり、泣かせや主張が入りすぎて嫌なものだけれど、この作品に関しては必然性が感じられました。青年(妻夫木聡)の、タキばあちゃん(倍賞千恵子)とのかかわり方も馴れ馴れしすぎず、よそよそしすぎずでいい塩梅。タキの「長生きしすぎた…(涙)」にはもらい泣き。
それと映画を彩る戦前モダンね、これはアタシも大好物。ぐっと来ないでなんとする。大正〜昭和初期の無駄のない美しい暮らしは理想。傘上のスイッチに手を伸ばし捻って点灯する天井灯は和装でのしぐさと相まっての総合美、玄関の色ガラスや建具のさりげない飾り、女たちのおっとり上品な話ぶり、ああ、うっとり〜。アタシもせめてティーカップにはソーサーぐらい使うようにしたいもんです。
監督は山田洋次。「細雪」の市川崑亡き後、戦前モダニズムを耽美に走りすぎず美しく撮れる監督さんはもはや貴重な存在です。ただ、テレビ放映後、新作映画「母と暮らせば」宣伝のために映った監督の姿が、老成した板倉っぽくてなんか笑っちゃいましたけども*1。監督は板倉に己を重ねていたのかしらん。
見て損のない良作。たった一つの欠点は、
「あのおうち、小さいか?」

*1:髪型と穏やかな口調が全く同じなんだもん

本日のよろこびごと。(970)


終盤は おもろいけれど 全部見てこそ(喜)
あ、4日だ! お雛様をしまわなきゃ! さて今日は昨夜テレビで見た映画の感想〜♪

満島ひかり出世作だけあって彼女がすごくよかった。スクリーンでの存在感や目の強さが、「快感っ!」当時の薬師丸ひろ子をほうふつとさせて。
映画作品としては1時間52分のうち開始1時間20分ぐらいはつまんねー。クズ男たちに執着するバカ女たちと、田舎の嫌な感じの描写がだらだら続いて、邦画の典型的な自己満足作品なのかと疑いかけた。それが残りあと30分あたりで、満島の役が覚醒して「下の下の女で何が悪いの。みんな下の下じゃん」と開き直ったところから「おっ、やっと面白くなる?」と感じたとたん、エンジンがかかりだしてそこからはもう怒涛の面白さ。そりゃあ1時間20分のふりあってこその面白さなのかもしれんが、ちとふり長すぎー!
見どころのひとつであるシジミ会社の新社歌(映画タイトルにもなってる)が出来上がるのも「え、こんな後ろのほうだったのか」。未熟な社長のひとり娘が会社立て直しに従業員らと奮闘する話だと思いこみ、伊丹十三作品的なものを期待してみたのがいけなかったのね。
社歌は文句なしに面白い。歌詞が想像以上にめちゃくちゃで、不平不満や反政府的内容(?)が含まれている、といっても主義主張があるわけじゃない不思議なばかばかしさで、なんかフランス革命前夜の市民が歌う革命歌みたい。高揚感や唯一無二感、こんな社歌なら元気でそう。ただし毎日歌ってると洗脳されるかも(笑)

本日のよろこびごと。(969)


ワシオ君 もしもドラマで なかりせば(喜)
昨日の「スマスマ」は眼福でしたねー。ビストロの福士君はキラキラしてたし、親友デートでの東出君の「僕は人が好きです」とてらいなく言える素敵さったら。草なぎ氏との組み合わせもよく、ずっと見ていたくなる幸福感。
福士君と東出君はすごく似てると思うのです。秀でた容姿、地頭良さげで、育ちの健全さがにじみ出た好青年。演技力さえ伴えば最強なのに…と思わせるところも。表情の芝居はいいんだよね。ただセリフに感情をうまく乗せられないだけで。たったそれっぽっちの欠点ならば、内面からにじみ出る人間性という強みで勝負していけるんじゃなかろうか。芝居は技術じゃない心だよ、なんてね。
さて、ドラマの感想を♪

  • 「デート」第7話

“お付き合い”と“結婚”の違いとしてよく指摘されるのが、1人と1人の関係でなく家族がぶらさがってくることだとか。今回はそれが二人の前に課題としてクローズアップされた回だったように思います。恋だのなんだの言ってる場合じゃなくなるっていうか、そーいうゴタゴタ。ただこの二人の場合はまだ恋すら何?って段階なのに(笑)
谷口の母が倒れて周囲が巻き込まれ心を悩ませる。身内の死に経験値のある依子が気を回すも、やっぱり的外れなことをしてしまった。まあそれはいつものことで、結果的に谷口家の一家団欒(病室だが)風景をもたらすことに成功して終わりよければです。
とはいえ展開には先週までのような「おおっ!」「やられた!」という驚きはなかったな。予想通りに進み予定調和で終わってしまった物足りなさは否めず、なんか普通のドラマっぽかった。
もちろん婚前契約書を作成するくだりなどの独自路線の部分や、「この世捨て人にして、この高等遊民あり」などのスパイスの効いたセリフやら、真っ赤な下着を身に着ける人と買った人の関係性、など随所に笑いどころなども散りばめられており。
谷口と依子は関わることで互いに少しずつ良い影響をもたらしていく。先週は“人のために何かを為して報われる”体験をニート谷口にもたらした。彼にとっては13年間忘れていた感動を。今週は、“身内が亡くなるときには心が真っ白になってなにもできないのが当たり前”という心の機微を依子が学び、さらにそれを父に伝えたのが素敵だったね。これに「ありがとう」と返す父も素敵で。一歩一歩成長していく二人の牛歩ペースが今週も心地良かった。
だからこそ、眼の前で婚姻届を破棄されたときの女の心情はいかばかりだったろうと心配にもなった。高等遊民の篭城部屋でいちゃついている(え、違うか?)ときの楽しげな風情(え、違う?)があったから余計に悲しい。依子も実はかなり傷ついたんじゃなかろうか。そりゃあ谷口の気持ちわからんでもないから、その行動に男らしさを感じてキュンっ。あとで拾ってフォローしたのにもキュンっ。そういや屋上で大泣きしてた谷口にもキュンっしたんだったわ。ちくしょー。
さて今週のワシオ君は、
こっちはもうずーっと男らしくてカッコよかったね〜。「自分の気持ちは薄々、いやバレバレだった」と始めた告白が、依子にとっては寝耳に水だったベタなずっこけこそ、まさしくワシオ君の正しい役回りでした。なのにいちいち全部カッコよかったなぁ。彼の普通さは、藪下父と少し重なるような気が。もしも彼の真摯な恋心に依子が応えたならば、藪下夫婦のようなそれなりに穏やかな家庭を営めるのではないかしらん。これがドラマでなかりせばそんな結末も…でもドラマだもん、どうなるんだと思わせぶりなだけで来週の予告ではちゃっかり結婚話が着々と結納まで捗ってたし、ワシオ君泣くしか(笑)
正直言うと、今週に限っては本編より来週の予告のが面白かったっす。これはデートでは初のこと。「君が本当にしたいことは結婚ではなくて恋だからです」、そして依子の目からは一筋の。ここが今週一番心に残ったシーンだったから。きっと今回は来週のためのフリなのだ。たぶんそうだったんだ。そういえば時間巻き戻しによる伏線回収も前回までほど効果的とはならず。とはいえ傑作が佳作になったというハイレベルなのは変わりない。「恋とはどんなものかしら」というサブタイトルが存在感を強めてきた感じ。

本日のよろこびごと。(968)


まず「デート」 「小さいおうち」も はよ見たい(喜)
「デート」は録画したけどもまだ見てないので感想は明日、今日は、

  • とってもどーでもいい話。

週末に八宝菜を作ったらホタテ(解凍)から出汁がでてすごーーーくおいしくできたの。「ホタテってすごい!」で、嬉しくなって今日は、中華の旨味の素、干しホタテを買おうと成城石井へ。そしたら、
あったの。高かったの。やめたの。