ミステリアンソロジーから西澤保彦著『奈津子孤島に囚われ』


バイセクシャルで耽美官能小説家森奈津子嬢、酔わされて女に押し倒され犯される〜と覚悟(あるいは期待)して暗転、気づいたら孤島の虜になっていた。でもここなら落ち着いてエロ小説が書けるわね。孤島をユリ島と命名し、執筆の合間に隣島のアニキ島(これも奈津子様の命名)の男たちを双眼鏡で覗いていけない妄想にふけりつつ、冷凍庫の毛ガニを食べつくすまで虜囚生活を満喫しようとするが…あ、いちおうミステリです。
あほあほで、楽しすぎるぜ西澤保彦せんせー。さすが難読苗字とジェンダーのグレーゾーンにとことんこだわりまくる男だ(男なのかしらホントに?)。ふとしたきっかけで耽美エロ妄想スイッチがはいってしまう奈津子嬢、あー、なんかもうバカすぎて大好き。


明日から一泊二日箱根旅行〜♪