夾竹桃

夾竹桃


ホームセンターでまたも衝動買いしてもうた。今度は夾竹桃。葉っぱに白い斑紋が入っているのです。これからの季節に涼しげでよいでしょ?
長崎で小学校に通ったことのあるアタシには夾竹桃には特別な意味があるのです。「夾竹桃の花咲くたびに」とかいう副読本を道徳の時間に読まされて、これは被爆で早世する女教師のお話。原爆の翌年の夏、まるで再生するかのように夾竹桃の花が咲いた。私たちは夾竹桃の花が咲くたびに先生のことを思い出し、あの悲劇を思い出すだろうというような。しんみりとする花なのです。