梅ジュースその後

梅ジュース


1週間経ってもあまり梅がしわしわになってくれてないので、予定していたよりも長く1ヶ月ほど梅を漬けおいて、やっとこの週末に実を取り出しました。シロップをガラスのビンにうつして、数分湯煎。500gの梅を使って、500cc弱かな。ちと少なめ。1週間目に少し味見をしたときは、梅の香りよりも氷砂糖の甘みが勝っていたし、色もいまよりぜんぜん薄かった。今は淡いけどそれととわかる琥珀色をしています。べっこうの色の薄いところの黄色さ、あるいはシャンパン色。
試飲。
炭酸で割るとおいしいとのこと、せっかくだから外国のガス入りミネラルウォーターと、きばってみましょう。イタリア・グアルチーノ地方で採水されたというフィレッテ・フリザンテで。などといかにもミネラルウォーターを知悉してるように書いておりますが、炭酸水を買うのも初めてならそんなこじゃれた名前を知っているわけがない。知ってるのはかろうじてペリエぐらいまでだ。ボトルを見ながら「ふむふむ」と名前などを書き写しておるわけですが、青いプラボトルがおしゃれなの。
グラスに小さめの氷を三つ入れ、梅ジュースを少量、そのうえにフィレッテを注ぎます。だいたい5倍ぐらいに希釈。
それでは一口、いただきま〜す。
ごくっ
「うわ、うま……」
ごくごくごくごく
「くーっ」
あ、いけない。一口のはずが予想以上のウマさに忘我の境地、半分以上飲み干ししちまった。
えっとですね、これははっきりいってめちゃくちゃウマイです。さわやか、ありえないのどごしのよさです。子供の頃にカルピスを飲んでシアワセ感じてた頃のことを思い出しました。ってかカルピスよりうまいしー。マジでしばし放心するほど感動的。こうまでうまいとあっという間になくなっちゃいそうですが、そこは我慢いたしませんと。一日一杯以上は飲まないように自己規制せにゃ糖分からして、やばやば。それでもどんなにやばかろうが、もっと作っておけばよかったー!と後悔なんかもしてたりします。
ぜったい来年も作るぞー!と早くも決意。