北森鴻著『顔のない男』

親の遺産で豪邸でひとり隠棲する41歳の男・空木がある日多摩川沿いの公園で惨殺死体となって発見された。男の残した謎の大学ノートを元に、独断で捜査を進める二人の刑事。大学ノートに連動するように次々と事件が発生していく。はたして空木とは本当に都会の隠者だったのか?・・・本格長編ミステリ。