有楽町でデュークさんをみた(2)


別につづきを書くようなネタはないんだが他に書くこともないので、「あ、デュークさんよ」で思いつくデュークの種類についてしばし無意味な考察を。
現在「あ、デューク」と言えばほぼ70%の人がウォーキング・ドクターを思い浮かべると思う。70という数字に根拠はないよ、なんとなくそのぐらいかなと。残りの30%は、テレビをあまり見ない人、流行りものにうとい人、蓮池さん、地村さんのお子さんたち、知り合いにデューク田中さんがいたりする人、などなど。アタシの母は、おそらく残りの30%に属すと思われる。あの知名度抜群のスマップについてすら、紅白歌合戦のたびに「ああ、この子たちなら知ってるわよ。スワップだかなんだかいうんでしょ」とくる。なんだか、ってなんなんだ。いつになったら覚えるんだか、というお方なのである。
ところで更家以外に思いつくデュークってどんなのがあるでしょう。『クイズ100人に聞きましたが』のない今、自分で考えるしかないわけだが、アタシに思いつくのはデューク東郷のみであった。彼は漫画の中のスナイパー。架空である。では実在するのは?
そこでデュークをキーワードに検索してみた。ほお、出てくる出てくる、いろんなデュークが。
まずデューク・エイセス。なるほどそれがありましたね。「あ、デュークさんよ」「えっ、あの四人組のコーラスグループ?」なんてな会話はありえる。全国区のデューク・エイセスに対して地方には、滋賀県にダンディ・デュークス・ジャズ・オーケストラという結成40年のジャズバンドが、四国にデュークという音楽プロモーターが実在。
知ってました? 「爆発!デューク」(1979年米CBS製作連続ドラマ、日本放送は1980年)なんてドラマがあったことを。
みつけたデュークで、デューク生活をご提案、
『住まいは成城のデューク・スカーラ成城(分譲マンション、最多価格帯6900万円!)、“ナチュラルなカラーが魅力のデュークシリーズ”(システム家具)を誂えた書斎で、トスカーナ産のIGTワインFOR DUKEを傾け、大阪府箕面市のデューク書店で入手した、江國香織著『デューク』を読む。休日は、新潟県北魚沼郡湯之谷村のデューク・ペンションで……』
さすがにそろそろアホらしくなってきたので、これにて。