土鍋でごはん
雑誌クロワッサン637号(5月10日発売)の特集「もう、知らないではすまされないぜんぶ料理の基礎」を立ち読んで、土鍋でごはんを炊いてみることにした。
土鍋なら家におかゆ用鍋がある。無印良品で冬の見切り品として購入後一度使ってお蔵入りさせてしまったものだが、丸みと深さが飯炊きにはちょうどよい。お米は2kg1200円の新潟県産こしいぶき*1を購入した。
炊き方は、
- といだ米はザルで水を切ってから土鍋へ。水は米の2割増し(体積比)。20分以上放置
- 沸騰するまで強火、沸騰したら蓋をして弱火で6〜7分
- ぐつぐついう音がしなくなったら、トロ火でさらに2〜3分
- 火を止める前に10秒間だけ強火。そのまま10分以上放置して蒸らす→完成
初めての試みなのでどうなるかと思ったが、蓋を開けて一安心。ああ、ほっこりと炊けている。匂いにも甘さがある。合格。
美味いごはんにはシンプルな菜が合う。玉子焼き、さつまあげ、大根おろし、そして「ごはんですよ」。真打のごはんは、堅すぎず緩すぎず水加減もちょうどよかったみたい。うまいよぉぉ〜。ううう日本人に生まれてよかったとじゅわじゅわ実感。
土鍋で炊く人が増えるわけだ。味がよいのはもちろんのこと、思ったよりもぜんぜん簡単なのだもの。時間さえ測っていればつきっきりになる必要はないし、土鍋の底にこびりついて後片付けがたいへんかなとの心配も杞憂。「お米が立てば鍋離れもよい」と本に書かれていたとおりで鍋洗いも憂いなし。