本日のよろこびごと。(979)


よく見りゃあ パンダ顔だね 斎藤工(喜)
今日もドラマ初回の感想〜♪

  • 「医師たちの恋愛事情」

これ意外と面白かったかも。
と、認めるのもちと悔しいが。だって“当代一のフェロモン俳優×ハズれにくい医者もの×22時代ギリギリのエロ”っちゅう斎藤工ありきの安易でクソな企画でしょ? 「けっ、こんなもんに引っかかってたまるかよ!」と勇んで視聴したのに、コロリと引っかかっただなんてなんだか情けないんだもの。
カメラワークやライティングなど一流の撮影技術を駆使し、斎藤工をエロ被写体としてカリスマ化しようと試みて、成功していたように思う。その技術のおこぼれで女性陣もかなり美しく撮られていたが、やはり何よりまずは俺の斎藤工を見てくれよという造りはあからさまだ。しぐさ・声・視線・思わせぶりな間合いなどからいちいち色気がダダ漏れで。指を首筋にそっと置き、じっくりねっとり這わせながら触診するシーンなんざ、ああっ2回も這わせやがった、たまんねぇー(じゅるる)
なんていうのはほんの序の口。隙あらば斎藤工の女殺しが始まるんだけども、お話も意外としっかりしていて見られるレベル。白い巨塔の中を彼が歩けばバラ色の色香が漂い、ラブの花が咲きまくる。外を歩けば桜がふぶく。ってセクスィー部長かよ。だがこの部長はラブだけでなく医療に対してもすこぶる真面目で熱意にあふれ、
「患者のためにできることをすべてやるのが医者の務めだと思います!」
と本心からのたまう熱血漢野郎でもある。俺はフェロモンだけじゃないんだ、そんな斎藤工の叫びが聞こえてくるようだ。その結果なのか、ちゃんと医局内の問題も描かれ、医療ものとしても意外としっかり作られていて、意外とまっとうなドラマに仕上がっていた。全部「意外と」ってのがつくのがミソだが。