本日のよろこびごと。(948)


真木さんの 笑顔でも消えぬ むかつきが(喜)
昨日は映画「ベイマックス」を見てきたよん。とろいベイマックスがまあ可愛いったら、話も面白いし、大人から子供まで楽しめる傑作じゃないかしらん。でもそれはおいといて、連ドラ初回の感想〜♪

  • 「学校のカイダン」

天才スピーチライター(神木隆之介)の力を借りて女子高生(広瀬すず)が学校カーストをのし上がっていく学園もの。
新人の広瀬すずは感情のこもった芝居をしていて悪くなかったが、ベテランの神木君がまさかの失態。大上段から早口でまくしたてるセリフが上滑りしまくっておった。
学園設定や展開や見せ方が「花より男子」っぽい。まあ、ものすごぉぉーく似るのは仕方ないとしても、道明寺の愛嬌や胸高鳴る恋愛がなく、花沢類もいないとなると、何を楽しみに見ればいいのやら。
ただ見せ場のスピーチの内容は悪くない。

  • 「問題のあるレストラン」

男社会に嫌気がさして会社を飛び出し女性スタッフのみのレストランを開業するが、問題は山積で…みたいな群像喜劇。
トーンは明るいのに人物背景が予想外にヘビーで深刻、セクハラ・パワハラの度も過ぎる。これは何がしたいドラマで、いつの時代の話なんだよ。女性に全裸で謝罪させる会社なんてもんがあったら今の日本社会ならば普通に訴えて勝訴。会社だって潰れます。胸糞悪いを通り越してめちゃくちゃドン引きしました。
救いはにこにこ顔の真木よう子。近頃不機嫌な役ばかりだったから忘れてたが、こんな笑顔あふれる前向きなキャラもできるんだねぇ。ってか、かわいいー! 東出君も冷淡で感情の乏しいドS役だと粗が隠れるね。普通にかっこええー!
女性キャラはいい感じに確立されており、役者もそこにハマっていた。男性陣もハマってはいたが、感じ悪すぎて論外。パワハラセクハラをマイルドな「あるある」レベルに抑えておけば、楽しいドラマにもなれたろうに。