本日のよろこびごと。(947)


残念でも 玉木宏なら 文句ないわい(喜)
連ドラ初回の感想〜♪
今日も2本始まったねー。どっちが面白いか予想してたんだけども(笑)

  • 「残念な夫」

出産をきっかけに円満だったはずの夫婦間で微妙なズレが生じ始める。親としての自覚だったり優先順位だったり。ドタバタ揉めながら成長していく、たぶんそんな夫婦コメディ。
「(子供の世話、今は)俺がやろうか?」
「はあっ? なんでそこ疑問形っ?! お互いにやるのが当然でしょ!(怒)」
子育てを経験した女性にとっては共感するエピソード満載で身につまされすぎて笑えなかったかも。経験のない自分は興味津々で気楽に視聴しました。
倉科カナは、いつの間にいい中堅女優さんに成長したのやら。どんくさく可愛くて、地に足の着いた「いかにも居そう」な芝居をなさる。嫌味もないしリアルにママっぽかったよ。
対する夫役の玉木宏も素敵なよい俳優なのは間違いないが、俳優然とした現実感のなさがあるのでね。同じ舞台装置にパパとして配しても、彼はあくまで玉木宏。日常生活で“残念な”行動をとったところで「でも玉木君だししょうがないよねぇ」。夫に非があっても妻が理不尽にキレてるように見えてしまった。結果どちらも気の毒で、妻がキレてもいまいちスッとできない。たとえば同じことを赤井英和がやったとしたら、きっと妻への同調は格段にちがったことだろう*1
子育てブログをドラマ化した風なエピソードの羅列、その一つ一つは興味深くて面白い。そのかわりドラマとしての充足感は薄い。これは次回以降に脇のキャラが動いてきたら充足してくるかな。
生ちゃん*2はやっぱ超かわいかったね。そこは満足。
「○○妻」
ニュースキャスター(東山紀之)には完璧な妻(柴咲コウ)がいた。妻のまなざしは慈愛に満ち穏やかで、言動のそつのなさは不気味なほど。なにやら秘密があるようで…「家政婦のミタ」の2匹目のどじょう狙いやね。脚本家も同じだし。
ワクワクして見始めた期待はみるみる萎んだ。いつまで経ってもハネやしないんだもん。家族がクズなのはミタと同じだが、あちらのクズは痛快だった。家族にもリアリティがあった。緊張感もさほどでないし、などいちいちミタと比べて、実際以上につまらなく感じてしまった。
ラスト10分で急展開し○○妻の秘密の一つが明らかに。へえ、なるほどね。ようやく少しは面白くなるかしらん。あまり期待はしないけども、とりあえず次回は東山氏のセリフを少し減らしてみようか。

*1:いや、赤井さんはいい人そうだし、いい俳優さんだけどもね

*2:乃木坂46の現センター生田絵梨花。同僚の娘役でピアノ弾いてた子です