本日のよろこびごと。(934)


ストーカーが 田之倉君なら トキメクだろが*1(喜)
ふと気づけばもう11月になっていた。この半端な時期に始まるドラマがあった、それは民放の昼ドラ。連続テレビ小説「マッサン」*2で毎日進むドラマの緩い魅力にハマりつつあるアタシ。民放のも視聴してみようかしらん、エグいのが得意なこの枠も今回は路線変更で純愛ものをやるみたいだし、で、録画して月〜木までまとめ視聴して、なんじゃこりゃ? あまりに呆れて感想を書かずにいられなくなりました(笑)♪

  • 「シンデレラデート」

高校教師(星野真里)が海外一人旅で新聞社の現地駐在員(眞島秀和)と出会う。恋の予感か? しかし女にはますおさん状態の一級建築士の夫(陣内智則)がいて…ダメよダメダメみたいなストーリー。
最初の出会いはジャカルタの街角で衝突、
「あっ」
「すみません」
そのあとも何度も偶然に再会し、
「あっ」
「ああ…君は」
しまいには現地のチンピラに絡まれた彼女を救うというベタで急接近するという。ドラマの感想でアタシは“丁寧に作ってあっていい”という褒め言葉を多用するけれど、この昼ドラマってやつは真逆、すげー雑なのだね。でもそこがいい。展開が雑なら、描き方も雑。もっとまじめに追いかけろよとチンピラを応援したくなってしまうほど隅々まで雑が徹底されていて、もはや次はどんな雑をやらかすんだろうかとワクワクしてきちまうのだ。
え、恋の予感にドキドキはしないのかと?
まったくしない。男がストーカーみたいでちーっともキュンときません。当初からなれなれしすぎる態度の男にうっかり唇を奪われ、
「私は結婚してるんです!」
「知ってたよ」
知ってたんかいっ!(驚愕)。腰が引けた人妻が翌朝予定を切り上げてホテルをチェックアウトするところをロビーで待ち伏せ
「世界一おいしい朝食を食べさせたいんだ!」
当然人妻は、
「私、帰国します」
空港まで追いかけたアラフォー男に、
「恋に落ちたんだああっ!!」
と叫ばれちゃあ、人妻でなくても逃げますよ。しかしなぜか帰国後も人妻は彼のことが気になっている。それはたぶん見た目が少しいい男だったから。ツーショット写真を消去し、連絡先も手元にはない…忘れよう。忘れても大丈夫、昼ドラに抜かりはありません。父親の見舞いに行けばなぜか病室で父と談笑する男の姿。ここは日本! なのになんでインドネシアにいるはずのお前がいるっ! もはやホントに偶然なのか??
「やっぱり会えたね。だから言ったでしょ運命なんだ」
「からかわないでください」
「実は先輩の見舞いに来た昨日偶然君を見かけてね、一部屋ずつ探したんだ。(思い出の)ガムランボールがあったからすぐわかったよ」
って怖いっつーの! ときめかねーっつーの! しかしちと面白い(笑)

*1:きょうは会社休みます。」で福士蒼汰君が演じてる役名。21歳大学生、爽やかなくせに妙に大人で非の打ちどころなし。あれは超やばい。

*2:エリー、鴨井社長、住吉酒造の人たち、ご近所さん、キャサリンさんなどなど魅力的な登場人物ばかりなのに、唯一タイトルになっているマッサンの魅力がわからないのです今のところ