本日のよろこびごと。(930)


姉弟に 社会福祉の 手よ届け(喜) 
連ドラ初回の感想〜♪

  • 「Nのために」

なんなのあのクズ父親! そして愛人むかつく! で、実母も壊れて役立たずってどーいうことよ!
不幸ばかりでむなくそ悪い。島の美しい景観と対比して、一家の叩き落された不幸や、他人の没落を遠巻きにするだけの島民のありようやらの暗黒さが際立つ。高校生二人のいちゃいちゃだけが救いだよ。榮倉奈々窪田正孝の二人の空気感がとても自然でいいから、よりいっそう悲しい(涙)。
ほんとに、あまりにも不幸だ。うつだ。もはや不自然なほどに。つーか、あの母親は病気なんだから、駐在さん(三浦友和)ももう少し踏み込んでなんとかしてやれよ。娘が愛人に頭を下げて物乞いしているところを誰か目撃してつげぐちしろよー。誰か助けろ! ああ、胸が痛い。
物語は過去と現在が並行して進む。過去は不幸の数珠つなぎ、さらに現在にも殺人事件が、ってまるで「白夜行」じゃねーか。少しでも救いがありそうならばいいのだけれど、幼馴染の二人が依然として幸福になっていなさそうで不安です。よしんば幸福だったとして、たとえそれが偽りの上になりたつものだったとしても、もうそっとしといたげてほしい。過去と秘密を掘り返そうとしている三浦友和、もうやめとけー。
はは、結構入り込んで見てしまったわね。
あの父親の豹変はひどい。だが母親にも原因があったのだろう。べちゃべちゃのカキフライに象徴されるような我慢のならない部分が。そして爆発したと。子供たちには見えなかったが、おそらく大人たちには見えていた。だから彼女の突然の没落に手を差し伸べる人間がいなかったのかもしれない。
にしたって、やっぱ父親のやり方はクズすぎんだろー!(怒)
物語が完結した先に、もう一度榮倉&窪田の笑顔が見られるといいなぁ。だが見続ける自信が…。最終回だけは見届けないとと思うが。