本日のよろこびごと。(919)

LUCY


SFで 納得いくラスト めずらし(喜)
レディスデーで映画見てきたよ〜♪
予告を見て絶対見ようと決めてたのだ。

  • 「LUCY」

リュック・ベッソン監督、スカーレット・ヨハンソン主演、モーガン・フリーマン(またお前か!(笑))共演。人類の脳は10%しか機能していない。もしも100%機能したらどうなるのか?というSFバイオレンス映画。
期待した理系成分少な目で、韓国マフィアの凄惨な暴力描写絶賛増量中なのに、唖然。まるでデスペラードじゃん…。むごい。エグイ。イタイ! 暴力的! でも暴力もこれだけやりゃあ絵空事すぎていっそすがすがしいか。
で、ふいに急転換。いきなり無駄に壮大なSF話にもってく力技がまたすごい。両極端な混沌をひとつの映画に処理しちまえるとは、さすがベッソン監督。
(※ここからプチネタばれします)
まあ、筋に必要かどうかよりも、監督が好きなもんを全部詰め込んだ気がせんでもねーが。過去作品の影がちらほら。しつこいほどのカーチェイス、強すぎる女、いきなりのおかっぱヘア、女からのキス、男の役回りはヒロイン。にしても、あのETごっこはふいうちすぎたよ。なんなのさ(笑)。ラストのアレも人間の名残でETごっこをやりたがったのかと(笑)
無敵化していくヨハンソンが異様にかっこよかったです。「死守して」と頼まんで自らやれば犠牲も出ずすぐ終わるのに…という疑問はわいたけれども、そしたら映画がすぐに終わっちゃう。脳が活性かされるともはや人の生死はたいしたことじゃないらしいしね。
上映時間89分。話がサクサク進んで、ラストまでノンストップに面白かった。B級感とバイオレンスが平気ならぜひ。
韓国マフィアにケンコバ風と千原ジュニア風が、刑事に杉本哲太ジローラモが登場して気が散って視聴集中の妨げになったのは余談(笑)
(追記:そういえばヨハンソンが声のみ出演した「her」と不思議なリンクをしてるなぁとふと)