本日のよろこびごと。(881)


芸人は 俳優への 登竜門?(喜)
連ドラ初回の感想〜♪

沢村一樹の悪社長ぶりに期待したが、ややはずれ。頑張ってる感がして、思いのほか合ってなかった。冒頭の社会人入試での演説も、居酒屋の演説もさほど響かず。言ってることは極論でも正しいと思うし、そんなにブラックでもない感じ。ま、初回だから手探りなのかも。
黒木メイサはコメディ演技が下手なのか。特殊な存在感を必要とされるポジションでないと彼女は生きん気がする。『TAKE FIVE』だと悪くなかったよ。
門脇麦という新人(?)女優さんの存在感はわりと収穫。遠目で鳥居みゆきっぽい雰囲気の子。さほど美人ではないのに設定上モテキャラなのはたぶんこれから売り出したい枠の人なんだろーなという思惑が透けて興ざめ。そりゃ美人がモテるとは限らんにせよ、ドラマ世界では視覚的説得力がほしいとこです。あ、それと、キャストに芸人さん2名は多すぎてそこも興ざめ。
脚本家が「結婚できない男」と同じ尾崎氏なので(おそらくスタッフも)、どうしたって比べてしまう。そうすると大体において…うーむ。アタシがDVDを買うほど「結男」を好きすぎるせいで辛口。

  • 『SMOKING GUN』

フジテレビが科捜研を作ったらこうなりますよというドラマ。ジャニーズを主演にトレンディ臭のあるキャストをそろえ、全体的にぬるく緊張感なく、せめてもう少しテンポが良くて笑えるところとかメリハリがあれば…。冒頭の痴漢冤罪を晴らすあたりは割とよかったのに、尻つぼみでした。あ、音楽はよかったがちと過剰。
香取君のキャラが日9で彼がかつて演じた「MONSTERS」に被りそうだったが、こちらのほうがだいぶいい。もたっとしたオトナ子供な口調も「きっとそういうキャラなんだ、役作りなんだ」と受け入れられなくもない。周り(特に鈴木保奈美)がキビキビしてたのでバランスがとれてた。イッセー尾形をうまく生かせたらいいね。あと、子供と香取君の組み合わせは和む。