本日のよろこびごと。(799)

古ぼけたラグ


またひとつ 部屋のもののけ 役目を終える(喜)
本日はリビングのラグを撤去しました。
綿のワッフル地の1.5畳サイズ。丸洗いできるので何度も洗濯の荒波を潜り抜け、ほつれて布が薄くなってだいぶさびしい風情が漂いだしてきたものの、まだまだいけると思ってました。断捨離を決意したのは、ずっと同じ場所に置いていたマガジンBOXをずらした時。写真の左下の四角いは模様ではなく、そのBOXをずらした場所です。痕跡がはっきりくっきり、
「ええっ、こんなにも色が褪めて薄汚れてたんだ…!」
ここまで来るともう洗濯でなんとかなるもんじゃない。お暇をだそう。
初めて自分のお金で買ったラグ。設置したときには
「おおっ、なんかすごく部屋らしくなったー!」
と感激したもんだったよなぁ。嬉しかったよなぁ。コレに決めるまで何度も迷って、新聞紙を敷いて大きさをシミュレーションして、それから友達に披露して、一緒にごろごろテレビを見たり、紅茶をこぼして茫然としたり、いろいろんなシーンが頭に浮かんでは消え。
長い間ご苦労様でした。
撤去して露出したフローリング、不思議と部屋が広くなったみたいに見える。違和感や空虚感が意外と希薄なのは、以前より家具が増えてラグの、「部屋らしさ」を構成する必須要素としての役目も薄まっていたからかな。
さあて、この後はどうしよう。買うべきか買わざるべきか。スッキリしてるのも気分がいいけれどたぶん冬は寒々しくみえてしまうでしょうし、でもせっかく物が減ったのになぁ、うーん、保留だな。といいつつ、アマゾンで絨毯を検索している自分…ふっ。