本日のよろこびごと。(777)


ハセキョーを トレードしたい 『Woman』に(喜)
明日は『ぴんとこな』の初回だね。実はそれが今期の連ドラで一番楽しみだなんて、アタシってジャニオタだったっけ? という前振りをしておいて、今日は追っかけ視聴した連ドラ初回の感想あれこれ。

  • 『DOCTORS2 最強の名医』

文句なしに面白い!愉快痛快娯楽医療ドラマ。Season1のキャストをそのまんまもってきてくれたのが有り難い。ブランクも、疎外感も、違和感もいっさいなしのストレスフリーで、サガラ先生の策士ぶりに喝采し、スグルちゃんのおバカっぷりに素直に喜べる幸せ。これぞ理想のSeason2。あとは、1での千石会に匹敵する、理不尽なる強敵の登場が待たれるところだが。共通の敵なくしてサガラ&スグルの珍妙タッグは見られんもんな。期待しております。

  • 『Woman』

夫の事故死→母子家庭→バイト先を馘首→家賃滞納、豊かとはいえなくとも幸福だったはずの新家庭がひたすら崩壊していく、困窮が次の困窮を呼ぶ負の連鎖、貧乏神の息遣いさえも届く近さでとてつもなく重苦しく展開していった初回。母子の情愛の深さが唯一の希望だがそういう描写はつかの間で、生活保護申請は却下され、市職員に「お金を貸してください、500円でもいいんです」と懇願し、地面に投じられた500円玉を拾う。みじめさ、必死さ、ひもじさ、けなげさ。誰でもいいから助けてという悲鳴が全編に横溢していて、ただただしんどい。ラストの母子の人目はばからぬ号泣で完膚なきまでに叩きのめす周到さは凄まじい。満島ひかりの湿度あるビジュアルと芝居、子役の舌たらずなしゃべりが生々しさを盛りすぎて、視聴者を貧困の底なし沼にともない、出口が見えない。苦しい。しかし目が離せんのだよ。目を離せばもっと大変なことになるのではと怯えつつ見入らずにいられない。友人に子供を預ければ家出騒ぎになり、実母との確執があり、病魔までもが満島を待ち構えているらしい。いまのところ幸せの予兆ゼロ。とてつもなく疲れる。ときどき満島がネガティブモデルの栗原類にみえたなぁ、っていうのは余談です。

  • 『Oh, My Dad!』

『Woman』と同じ片親&貧困のコラボをメインテーマにすえて、この違いはなんだろう。日テレとフジの差か。ドーナツやステーキ弁当をくれるリッチな長谷川京子がせめて『Woman』に居ればとそればかり考える。それにしても俳優一筋(世界陸上はおいといて)で頑張ってきた織田裕二にこんな三文芝居をみせられるとはちとがっかりだ。クズ父を演るのなら、覚悟を決めて徹底的なクズっぷりを見せつけてほしかった。

  • 『スターマン』

ドタバタコメディなのだろうなぁ。なんだろなぁ、なんだかなぁ、あんまおもろないなぁ。ぼやきつつ、福士蒼汰を鑑賞。