本日のよろこびごと。(750)

ガレ風ペンダントライト


我が家に 彼は来ぬのに ガレ来たりぬ(喜)
”「いつか使う」の「いつか」は来ない”/“有ったら便利は無くても平気”などのスローガンで断捨離に邁進し続けた結果、すっきりをオーバーランしてすっかり殺風景になりつつある私のおうち。揺り返しがきました。うははっ、“いつ使う?”&“無くても平気”な贅沢品を買うてもうたー↓

  • アカネライティング ガレ・コレクション ヨーロッパ製 コバナ型 1灯ペンダント Wistaria(藤) AGL-02DB-33

購入したのはAmazonで悩みに悩んで1ヶ月、ようやくポチッたのが一昨日、しかし矯めつ眇めつしたWebの写真には偽りありだなぁと、朝届いた現物を組み立てながら少し意気消沈。だって現物のガレ風シェードは、ガラスの意匠がだーーいぶ大雑把、つーか、雑なんだもんっ。手作りだから職人さんの腕によるんだろうけど、まあ遠目には綺麗かなぁ…ふっ。暗くなって灯したらきっともっときれいなハズっ!と信じて、
「無くてもいいもんに金をかけてないで、穴の開いた靴下をなんとかしろ」
そんな良心の声には耳をふさごう。1ヶ月も考えたんだし。
お写真は昼間に点灯したところ。電球は付属のE17口金クリプトン球60w形*1を使用。
そして夜到来。「きっともっときれいなハズっ!」になる夜です、点けてみた。
「へー、意外と周囲まで明るくなるんだ」
とはいえ、シェードが分厚い色ガラスなので生活照明には暗く、読書なんてもってのほか。だがこの照明に実用性なんざはなから求めるな、吉永小百合に家事をさせるな、求めるべきは美しさ。その点では、
「ううむ、燈火は線香花火の末期の珠の煌めきにも似て、なんという情感あふれる艶やかさ」
と惚れ直すことができました。よかった〜。夜なら雑さも隠れるし、っつーか、ちとムード有りすぎでは……美しさは善だとはいえ、アタシの生活に要るかコレ???

*1:60wは消費電飾が大きすぎるので遠からずLED化します