本日のよろこびごと。(751)

ミスド、リニューアル


味さえも 淘汰されゆく マイノリティ(喜)
ミスドが定番商品をリニューアルしたとか。別に勝手にすればいいと思ったけれど、アタシの愛するオールドファッション(OF)も俎上に上がったと聞いちゃ穏やかではいられない。完璧なる美食のアレを変えてしまうだなんて、なんてバカなことをっ!?
気になって評判をググってみたら、
「OFはふわふわして美味しくなった!」
えっ、そーなの? “ふわふわ”って違くね? OFの良さはボソボソパサパサなとこなのでは???
なんだかなぁ、今はなんでもより柔らかくふわふわ、クリームは増量みたいな、己の嗜好と逆を行ってる気がしてならん。
先日おやつにしたバウムクーヘンもしかり。“低温焼成”ってのが売りで、低温で焼くと生地がよりしっとりするんだとの薀蓄つき。確かにしっとりはしていたけれど、
「ちげーだろ! バウムの良さはちょっとボソっとするとこだろっ!」
ほいで低温で焼くからバウムの年輪模様が薄め。そこもまた、
「ちげーだろ!」
こーいうの、お菓子のゆとり世代化といえるんじゃなかろうか。あるいは最大多数の最大幸福化。そこからふるい落とされるマイノリティなアタシ…ううっ(涙)
平均を目指してバウムとスポンジの境界があいまい化してくの、良くない傾向だと思うんだけど、ねえねえ、アタシ、間違ってないよね?
succulent「全く同感!!」
おお、力強いお言葉ありがとう。
succulent「私がこまってるのは、シュークリームのクリームが必要以上にとろとろなところ。食べにくいったらありゃしない」
わかるっ。指が汚れることがご褒美的になってんだろうけど、それなんか違ーう。寿司屋のネタをデカくするのも、食べにくいしシャリとのバランスを損なってると思うわ。
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などと文句ばかり垂れてたらただのクレーマーになっちまうので、

  • ミスドの定番リニューアルを実食検証してみた

変更点は公式によると3点、
(1)揚げ油(2)生地(3)グレーズドの蜜
らしい。ま、細かいことはどーでもいい。問題は味だ、結局は味なのだ。努力よりも結果だ。定番の中でもよく買う2種を購入。リニューアル直後のキャンペーン価格で1個100円×2。

まず袋を開けたときのにおいからして、ち、違う! なんだろう、なんだかわからんが、だいぶ違う。違うせいで癖がある?と感じてしまった。のっけから、先制攻撃を食らった気分。

  • オールドファッション

見た目はほぼ変わらず、少し安堵。外側はカリッとした風情を保っている。食う。あ、…ああ、…あー。中がしっとり。あー、なるほど。これはまったくの別物として食べればきっとウマいんだろうなぁ。だがでもしかしやっぱり、ただよう「これじゃない感」。もっと中までサクサク&ボソボソしてないと、これじゃあまるで揚げ時間が短すぎたみたい。はぁ、そうですか、そうなりましたか。

ん、小さくなったかな、気のせいかな。食う。あ、ん? あ、んん? んー、定かなれども、口溶ける際の独特の軽さがやや薄らいだ気がする。以前のはもっと口溶けに驚きを伴った気がする。でもこちらはOFほどには思い入れがないので、気のせいという疑いは捨てきれん。ふうん。
以上、検証終了。ふっ(諦観)