本日のよろこびごと。(746)


萌えすぎて ガリレオ見逃し でもいいの(喜)
ドラマの感想を書くけど、今日のはたぶんぜんぜん真っ当ではないと思います。ちなみに昨日の『ガリレオ』は未視聴。その直前まで見てたドラマの余韻を引きずってたら半分終わってたんだもーん(笑)

  • 『確証』

「あー、やばい。かっこよかったー、萌えたー、菅井警部補に邪見にされたい罵られたい冷たくされたいーっ!(興奮)。もっかい見ようっ…うはあ、かっこいいいいっ、あー、やばいっ」
おっと、すみません、わずか5分ほどの菅井警部補(設楽統)の出番にひたすら萌えてました、中の人の大ファンなもんで(照)
え、内容?
警視庁の花形といえば殺人強盗を扱う捜査一課だが、本作は窃盗を扱う捜査三課が舞台という異色作。所轄から配属された一課志望の新米刑事秋穂(榮倉奈々)は、三課配属を命じられ窃盗一筋の変わり者萩尾(高橋克実)の相棒となる。元窃盗犯らにツテを持ちその手口を熟知した萩尾は所内でも一目置かれる存在であり、正義感の強い秋穂も彼に感化され三課の重要性を意識していくようになる。しかし一方でエリート意識剥き出しの捜査一課連中から「三課ごときが…」と当てこすられることもしばしば。若い秋穂は腹立ちを抑えられずついつい対立してしまうことも。そんなとき管内で3件の強盗事件が起き、萩尾だけがその関連性とちぐはぐさに気づくものの一課が先走り…。原作は今野敏の長編警察小説。
だいじょうぶ、萌えていても内容は頭に入っております、原作で予習済み。
ちなみにアタシが萌えた菅井警部補は、捜査一課のエリート刑事。出番少なめできつーい嫌味を言う憎まれ役。
ドラマはとても手堅く丁寧に作ってくれてるなぁという印象で◎。ただいかんせん、地味。こんな地味で大丈夫なんだろうかしらんと心配に。
原作が長編一冊しかないためドラマも1話完結ではないところ、これまた不安材料のひとつ。つまり初回を見逃した視聴者を取り込みにくいということ。例えば『ゴンゾウ』も連続物だが、猟奇殺人という派手な仕掛けがあった。こちらは宝石強盗事件。事件までもが地道でキャッチーさに欠けている。
キャストはまったくもって悪くないのだけどもねぇ。主演の二人高橋克実榮倉奈々に加え、角野卓三、泉谷しげる中嶋朋子ら。ね、いいでしょう、とても良心的。良心的ゆえにおさまりが良すぎて冒険に乏しいともいえるけれど。
そこでたぶん冒険してみたのが菅井警部補の設楽統だろう。設楽さん、いや菅井がどれだけ捜査三課側及び三課に同調する視聴者らから憎まれるかがとても重要だとアタシは個人的に思いこんでいる。
「くそー、菅井の奴め性格が悪いにもほどがあるっ。三課のみなさん、がんばって菅井の鼻をあかしてちょうだい。あいつの高慢な鼻が折れる瞬間を見るまでは死ねないっ!(怒)」
これぐらい菅井は憎まれてナンボである。最終回まで嫌われまくるのだ、嫌われMAXで撃沈される負け様を楽しみにさせてやるのだ、ひっぱるのだ! がんばれ、設楽さんっ!

  • 『第二楽章』

こちらはわりとちゃんとした感想を。
かつてバイオリニストを目指し音大で知り合い親友となったマリ(羽田美智子)とナツミ(板谷由夏)。マリはソリストとして海外で成功し、ナツミは専業主婦の道を選択、以後二人は音信不通になっていた。17年の時を経て再会しわだかまりが解けたかにみえたが、密かにマリはナツミの夫(谷原章介)へ「会いたいの…」と連絡をとっていたのだった。かくして夫を絡めての因縁の三角関係が過去から蘇り…って匂わせたあたりまでが初回。このあとドロドロになっていくのかな?
こういうお話は目新しくない。というか、とても既視感がある。ドラマや映画でよくあるパターンっちゃそれまでで、ぴったり重なる例をすぐには思い出せないが、ベット・ミドラー主演『フォーエバーフレンズ(Beaches)』とか似てるかな。映画でも親友の決別には一人の男の存在が関与していたから、女の友情が男次第で簡単に壊れるということは日米共通の認識なのだね。
まあ、それはおいといて。
初回は設定説明で終始してあまり話は動かず、ちと退屈。でもあと8話もあるので(つーか、そんなに長いのか!)、家族ぐるみで揉めさせまくる気満々なのだろうことは予測がつく。ある程度のドロドロは当然あるとして、もうひとつNHKならではのセオリー無視のとんでもない展開にも期待。そうだなぁ、例えば谷原が会社の金を横領しシンガポールに逃亡、チャイニーズマフィアに撃たれて死亡とか…ん、それってどこの『セカンドバージン』?(笑)。