本日のよろこびごと。(744)


咲ちゃんの 笑みが咲く日は いつだろか(喜)
今宵はやたらドラマが目白押しで嬉しい悲鳴。待ちに待った『リーガルハイSP』があるその裏で、米倉涼子がJKになる『35歳の高校生』、安定安心の土曜ワイド(←あ、報道特番に差し替えられてる!)、さらに伏兵NHKでも観月ありさの『ご縁ハンター』。あ、フジ深夜枠では古田新太の『間違われちゃった男』もスタートか。ホントに同じ日に何本ドラマやるんだよ(笑)。やはりリーガルと米倉が重なるのが痛い。テレビ局の編成(?)さんにもう少し分散配慮を望みます。

さて本日も連ドラ初回の感想っ♪

  • 『お天気お姉さん』

深夜ドラマのチープな良さがありつつ、お話もそれなりにまとまっていたけれど、全体を通すといまいちキレがなかったなという印象。
刑事事件の謎を天才・気象予報士が科学の目で解き明かすという設定に少し無理があったのかなと思う。謎解きをされても「おおっ、なるほどガッテンだ!」とならず「へー、そう…しょぼ」となり、「気象ありきで事件をこじつけで作っているんだなぁ大変だよなぁ…」と心配に。まあ初回はキャストの顔見せと設定説明を兼ねているから多少はショボイのかもしれんがのう、この先ネタが続くのかしらん。
視聴していてこうだったのだから、この点はおそらく企画の段階から懸念されたところだろう。事件の幅が狭まりそうだ、気象ネタはあるにしても説得力はどうなんだ?と。脚本に大物の大石静をひっぱってきたのでなんとかなると思ったか。
キャストは好きだ。
佐々木蔵之介大倉忠義、そして主演は武井咲ちゃん。蔵之介は変人監察医の役柄を楽しんでる余裕が感じられて見てる側も安心する、大倉君は芝居にジャニーズ癖がなくてドラマに溶け込むし“ゆとり”(あだ名)設定でうまく生かされていた、咲ちゃんは可愛い(←それだけかっ)。脇に密かに注目している丸山智己がいて小さく拍手、溜りとなる小料理屋の女将に壇蜜がでてきたのには驚いた(そしてコレが意外と悪くない)。うん、見渡してみるとぜんぜん悪くないんだよね。
アレ、待てよ。今あげたのは全部舞台が事件がらみの警察周辺ばかり。この物語にはもうひとつ、主人公がお天気お姉さんをするテレビ局側も舞台となっているのだった(そちらには佐々木希笛木優子らが出演)。初回を見る限りテレビ局設定はそんなに作りこまなくても…と。まあ、次回以降どうなるかですね。
前作『信長のシェフ』に比べるとこじんまりとまとまっていて、惹きは弱い。