本日のよろこびごと。(743)


下品なの 女は好きだろと ゲスが言う(喜)
連ドラ初回の感想〜♪ 今日はちと毒吐きます。

  • 『ラスト・シンデレラ』

つつつ、つらい…下品すぎてつらい…。篠原涼子飯島直子、大塚寧々、しっとりした芝居もできる演技派をキャスティングしておいてこれかっ。もう少しマシなもんが作れたはずだろー。
干物女を主人公に据え、主婦・独身・バツイチと立ち位置の違う女3人による温泉セキララトーク、無駄に多めなセリフの応酬など、過去にF2層(35-49歳の女性)にそこそこうけたドラマからいいとこどりのパッチワークをしてみたら、制作サイドの力不足が露呈されちゃいました、という仕上がりに。それでもウケる層にはウケるのかなぁ? 自分はどっちかっちゅーとマイノリティなのでよーわからん。とにかくあまり好きではないという感想。
薄いなぁぺらいなぁつまらんなぁ。
ボヤキながらもラストまで視聴したのは、三浦春馬めあて。イケメン好きの悲しさですね。登場は終盤、
「おっ、やっとでてきたか」
と喜んだのも一瞬、
「…なんだこりゃあ」
ひもの女をたらしこむように仕込まれたジゴロの役をがんばって演技してるが、いろんなもんが過剰すぎて気色が悪い。これは彼の生かし方が間違っている。平場で色気のある役者を使うときは、ただ普通に爽やかにさせとくか、あるいは少しダサくしておくぐらいがちょうどいいんじゃないかしらん。しなをつくって媚びられたら色気過剰で気持ち悪くなっちまうんだ。
役者使いの勘違いは彼のみに留まらず、貧乏くじを引いた感が強いのが飯島直子女史。飲み屋のトイレですれ違った見知らぬ男を個室へ引きずり込んで事に及ぶ、そんな淫乱熟女をやや投げやりに演じておられたけれども…あんまり合ってなかったよねぇ? SATCの真似かしらんが、この役は彼女のタレントとしてのイメージには確実にマイナスだし、女優としてのキャリアにもプラスにならんだろう。罰ゲームかっつーの。ムカムカっ。
「来週はもっとエロいです」と煽る次週予告でさらに腹が立った。なんなの、エロだけが売りなの? バッカじゃなかろうか。
「え、だって女はこーいうのが夢だろ? こーいうの好きだろ?」
と言わんばかり。あのね、好きじゃないです。少なくともアタシは一瞬たりともときめかなかったし、ときめくってこういうことでじゃないと思うんだ。視聴し続けると出演している役者たちをどんどん嫌いになりそう。お願いだから役者たちを殺さないでー(涙)
とか何とか文句たっぷり吐いておきながら、怖いもの見たさで来週も見てしまうかもしれない、ふっ。