本日のよろこびごと。(713)

森永のフリーズドライ甘酒


甘すぎない 甘いもの好き 甘酒も(喜) 
今日はおやつと、はまってるドラマの話〜♪

  • 森永 甘酒

甘酒は寒い日にぴったりやね。でも市販の缶・ビン入りのとかアタシの口にはやや甘すぎるのが多いんっすわ。その点、これはわりとそのへんが控えめで上品な甘さとのどごし。あ、フリーズドライのやつね。最後に残るつぶつぶ感もちゃんとしてるなぁと、だいぶ気に入っております。これ、今日のおやつ。

連ドラで見続けているのが『とんび』『信長のシェフ』『夜行観覧車』『相棒』『いつか陽のあたる場所で』など。今期は豊作。特にハマってるのが『最高の離婚』。
瑛太綾野剛、オノマチ、真木よう子、旬の4人が丁々発止の掛け合いをするのが巧くてね、「こんなドラマ初めて!」みたいな新感覚ありつつ、個人的に慣れ親しんだ舞台劇のような匂いもあり、とにかくテンポが良くて1時間があっちゅーまよ。演者さんの組み合わせが成功してるんだと思います。
とはいえ、一番褒められるべきは脚本家の坂元裕二氏だよな。
「おめー、ここでそのセリフをぶっこむのかよ!?」とか、「多すぎる偶然をあたかも必然のように見せてしまえる引きの強さがすごい!」とか、「話がぜんぜんすすまないのに、とにかくやたら面白いじゃーん!」とか。
他にも、具体例(例:ジョギング、ファンキーモンキーベイビーズ等)への、ちょっとしたディスり的不意打ちも不思議と嫌な感じを抱かせない。
天才脚本家の誕生をまのあたりにしているのでは?ってゾクゾクしてるとこっす。もちろん彼本来の出世作はここ以前にあり、他にもアタシの知らないところで才能をいかんなく発揮しておられたのだろうけど、熟成された才能が爆発する瞬間ってあるじゃん。そーいうのに立ち会ってるんじゃねーかなぁ…先週の作品ではそんな気がしました。
あんま共感してくれる人はいないだろうけど、『アメリカンビューティー*1を初見したときのゾクゾクに近似。

*1:2000年のアカデミー作品賞受賞作、監督:サム・メンデス、出演:ケビン・スペーシー、アネット・ベニング