本日のよろこびごと。(703)

本人が　満足してりゃ　いいと思う（喜）
アタシは視力が悪いです。それで得したことってあんまないなーって思ってたんだけれども、でも最近は細かいところまで見えない良さってのもあるなと。つまりアラが隠れるわけで。という前置きをしてこの話、

• フォトジェニックなカーテン

改修工事で外周に足場が組まれるので、レースカーテンのみの一部の窓にも1ヶ月ほど目隠しカーテンを下げなくちゃいけない事になった。べつに下げずに我慢することもできなくはない。当然以前にもこういう事は何度かあり、そのときは我慢してやり過ごした。ただそうすると、中にいる自分もストレスだし、足場をうろつく工事関係者さんも窓ガラス方向へ顔を向けないようにとよけいな気遣いをしないといけなくなるもんね。というわけで今回はなにか目隠しを下げよう。
何を下げるか、第一候補は家の中で探せ。
「いつか使うだろう」で買ったインド綿の布とかが転がっているはずだとまさぐれど、これが意外とないのだね。予備のシーツでもと思っても、適当なのがないなぁ…。
ならば次の手段は、近場で探せとまた昨日同様に繁華街を徘徊。
うーむ、これといった布がみつからん。シーツもカラーのやつとか柄ものは…ちっ、意外と高いぜ。出来合いのカーテンはいまいち長さが合わんし。
インテリア売場、オレンジハウス、無印良品、手芸屋などを巡ってようやく
「おおっ、もしやこれなら」
と落着したのが写真のフラットカーテン。イエローベージュ、レース編みのような幾何学模様がプリントされている、アラベスク柄っていうのかな。こーいうのって店頭で見て納得しても実際に取り付けてみると部屋のトーンとずれていたり意外と合わなかったりすることもある。でもこれはなかなかうまく溶け込んで正解だったなぁ。
ね、わりと素敵だと思いません？
さて本題です。この総工費なんと驚きの、
　210円！
実はこれ布じゃない、不織布です。内訳は、
　テーブルクロス（105円）＋カーテンクリップ（105円）
ええ、お察しのとおりの100円ショップ物。まじまじ見ると安っぽいのは確か。でも遠目なら…だし、一時的なもんだし、少なくとも弱視ぎみのアタシには素敵に見えるのです。ほら、視力が悪くてよかったってこともあるって話に繋がった。
不織布だからってバカにしたもんじゃない。紙という属性により障子に準ずるわけで、明るさを透過し視線を遮るという機能性も。薄い布より視線を遮る効果はよっぽど高い。さらにダンボールハウス的な断熱効果も期待できるかもしれん。安くて機能的な不織布カーテン、その欠点は耐久性と、耐火性かな。