本日のよろこびごと。(700)


思い出を 男は美化し 女は裁断(喜)
家も四半世紀経つといろいろとガタが来るもんっすね。壁紙が微妙にハガれかけて浮いてるところがいくつか気になってしょーがないです。まあ、見た目だけなんで我慢してたけど、ひょっこりでてきたアロンアルファで接着してみたところ、おおっ、くっつくじゃん。え、当たり前だろって思いました? 違うのよ、用途に「紙は不可」とあったのでダメもとでやってみたの。いちお、いまんとこちゃんとくっついてます。目立つハガレがちょこっとなくなるだけでこんなに老朽感が変わるものだとは。もっと早くやればよかった〜。
さて、ドラマの感想をいくつか。途中離脱したり、全部見てなかったりしますが。

100%相葉君ありきで企画されたんでしょうね。彼に他意はないというか、バラエティで見てるぶんには好きなほう。だけれども、ドラマだと「この役が彼でなければ…」と何度も感じてしまうのが居たたまれない。カンファレンスにおいて、専門用語と雑談を畳み掛ける演出は、アメリカドラマの影響がモロ。だったらもっとカッコよくコピーしろよ!と思う。小池栄子小日向文世もいつもどおりの使い方で連投、よってもはや登場の喜びも薄い。30分で離脱。

大人むけのキャストで子供向けの内容、そのうえとっちらかりすぎ。
宇宙人ってなんだよっ! いきなりホームレスかよっ! 家に連れてくんのかよっ! 息子だったのかよ!
と、まるで自分がさまぁ〜ず三村になったかのようにツッコミ化。
ネタドラマなんだろーけど、コメディとシリアスの乖離が激しすぎてついていけん。いい役者をそろえてこの残念感はなんだろう、というか、彼らをかっていたことが勘違いだったのかとすら思えてきた。いやいや、本来はいい役者なはず、スパイス的に使われたならば活きるタイプの。たぶんこのドラマにはカナメとなる大黒柱が欠けているのだ。というわけで即席ツッコミ三村は30分で離脱。
ただし、後で谷原×大泉のキスシーンがあったと知り、そこだけネットでおっかけた。
さらにホモかよっ!(←喜)

  • 『あぽやん〜走る国際空港』

タイトルから内容がいまいち不明だ。でも伊藤淳史主演ならばどう転んでもそんなにイヤなドラマにはなるまいと裏の『おトメさん』との二択でこちらを。そこそこ期待をハズさなかったものの、あくまでそこそこ。きっと伊藤君がまっすぐに突っ走って周りから暖かい共感を得てくんだろうなぁという予測通りに、猪突のごとく走っておられました、成田第1ターミナルから第2ターミナルまで(笑)。
柳葉敏郎が高田純二っぽくて、わりと理想の上司かも。女優陣もなかなかいいが、制服を着てると個体識別ができなくなってしまう。それはアタシの認識力の問題だけども、JALのスカーフって女をみんな一回り可愛く見せるよね。え、そこも人による?
ここからドラマとは少し離れて成田空港への苦言。
広く複雑な施設で、バイク便がターミナルを間違えて重要書類(今回は客のパスポート)を届けてしまうのは想定内だろう。突発的な事態に対処するためにもう少し迅速な移動手段を用意しておくべきだ、危機管理体制の不備を指摘しときたい。例えばセグウェイとか単純に自転車とか、ジャニーズがいればスケボーでもいい、武井壮でも。
まあ、伊藤淳史は走るのが一番似合ってるからなのであって現実にはなんかあるのかな。彼は来週も走るんだろうか。予告によると次週も、ラストアナウンスぎりぎりの客をいかに搭乗せしむるかというトラブルのようだし、ワンパターンになりそうな危険性も。あ、タイトルに「走る」が入ってたわ。
1回や2回見なくてもついてけそうと思わせたら、来週は『おトメ』に浮気するかもだぞ。

初回以外の感想はあまり書かないけれど、少し。
元カノ(真木よう子)にすり寄るも玉砕する瑛太、過去を美化する男と断ち切る女の違いを、「いい思い出なんてひとつもない。死ねばいいのにと思ってた」の真木のセリフで浮き彫りするエグさに、ひさびさ爆笑。脚本の坂元裕二氏は『それでも、生きていく』を書いてた人なのだね。かさぶたを剥がすのが好きなんだろーなぁ。ドSで、瑛太に対する嗜虐心が強いホモかしら。それとも、自らの経験?