本日のよろこびごと。(689)


『梅ちゃん』だと 桑野は結婚 できなかったね(喜)
もう大晦日っ! 早っ!
年末年始の悩み事は年賀状とテレビ番組。年賀状は、えーと、実はまだ書いてません。年明けに書きます。1月中に届くとは思います。すんません。
ほんでテレビなんだけど、芸能人がバカ騒ぎする番組のオンパレードで、見てて虚しくなるばかり。名作映画とか力の入ったSPドラマをじっくりと腰を据えて鑑賞したいと思うのだけれども、腰の据わらない人のが多いからこういう編成なんでしょうね。楽しみなのは『相棒』、あとはBSに期待かなぁ…。
そんなテレビ難民状態の中で、昨日たまたま見たのが面白かったのでその感想を、

本編を一回もみたことなくても面白かった〜。
総集編だから異様にサクサク話が進む。朝ドラとして毎日見てもきっと面白かったんじゃないかな。総集編で飛ばされた行間を想像しても、いいエピソード満載な感じがしたもん。
主演の掘北真希がなんたっていいね。可愛くて演技も巧くて適度な色気もあって、もしかして今の若手女優最強なんじゃなかろうか。ちょっとしたシーンでいちいち、彼女の魅力にあてられて「可愛い、好きー!」とキュンキュンしてました。
ストーリーは戦後復興〜高度成長期におけるとある家族の成長物語。いろいろありつつも次女が医者になって開業して独り立ちするまでを起伏少な目に描いた、わりとなんてことない話。
でも楽しいのは、キャラクター造詣がいいからなんだよね。特に梅ちゃんと恋仲になるマツオカ君。なに? あの融通の利かない変人はっ。くそっ、超かわいいじゃないかー。たまらん。梅ちゃんとのかみ合わない会話の楽しさったら、ないね。朝ドラってこんなに面白かったの?
え、脚本家が『結婚できない男』の脚本家さん?
へー、そういう情報をふまえると確かに、異様な鈍感さ、女心の読めなさ、挙動不審なところなど最強変人・桑野*1を彷彿とさせますな。そういやどちらもお相手が女医さんという共通点が。こりゃそうなりますか、と期待するよね。梅ちゃんとマツオカ君の微妙な距離が、うっかり近づくところの描き方が丁寧で、自然と応援したくなる微笑まカップルだったし、このままいっちまえー!と。なのに梅ちゃんは彼と別れて幼馴染のノブっていう人とくっつく。正直がっかりしちゃった。ノブもイイやつだよ、だけどキャラが弱いっ。
という心残りありつつも、みんながほっこり笑顔になれるいいドラマでした。SP版も放送されたみたいなのでそれもいつかどこかで。
ではよいお年を!

*1:結婚できない男』の主人公。阿部寛が好演。