本日のよろこびごと。(646)


天職は 管制官より 予報官(喜)
連ドラ初回の感想〜♪

  • 『TOKYOエアポート』

いまいち乗れなかったのは、冒頭10分を見こそねたせいばかりではなかろう。
日本人俳優が英語を使いだすと陥る視聴の罠が発動してしまったのがそもそもいけなかった。
「うわぁ、ずっと英語だ」「深キョンの発音は綺麗っぽい」「これぐらいならヒアリングできるかも」
などと、やたら英会話に過剰反応してしまい、内容把握は二の次になる。
ただそれがなかったとしても、乗れたかどうかは微妙。
ゴーイングマイホーム』に「映画的だ」と違和感を覚えたのと同じ感覚で、なんだかものすごく「ドラマ的だ」という違和感。深田恭子瀬戸朝香時任三郎は一人だけならいいが、揃えると「ドラマ的」にさらに「数年前の」の形容がつく感じ。
1話の中で描かれた管制がらみのトラブル2件。かなり緊迫した状況だったようだが、トラブルの中身があまり把握できなかった。管制官同士のギスギスで、あー、大変な状況なのだろうなと。つーか、おめーら内輪でギスギスしてねーで一致団結してトラブルシューティングしろよ!(怒)
事件のあらましを説明してくれるCGがあれば、もう少し切迫感が伝わったかもね。特殊技能を要する、一般には馴染みの薄い職業物であるのだから、多少説明臭い部分があってもそれはそれで興味深く楽しめたはず。ほおっと感心させてくれるような豆知識とかも欲しいところだ。
この深キョン演じる主人公は空港管制官よりも天気予報官に向いているのではなかろうかと思案し、佐々木希のダジャレにイラッとしているうちに初回が終了した。