本日のよろこびごと。(602)


報道で 言えない諫言 フィクションでなら(喜)
か、か、か、感動したぁー!

最高傑作! 超問題作!!
「彼らは戦うことと、カニ食べ放題ツアーの区別がついていないのだ」
から続くコミカド指摘の鋭さ、そして怒涛の大演説。すげー、まさに諫言耳に痛し。痛くて、痛くて、でも気持ち良かったー!
コミカド演説に含まれた、すさまじいまでの暗喩と現代日本批判。その毒にシビレて、もう頭の中は「すげー!」がゲシュタルト崩壊寸前に「すげーすげーすげー」!
報道が、苦情やら圧力やらで叩き潰され骨抜きになり、歯に衣着せるか黙すかしかできなくなってしまった暗黙の報道管制下において、もはや諫言を電波に乗せるにはドラマという形を借りるしかないのだろな。だからやってみせました。大丈夫なの? 心配ご無用。なにか言われたらコミカドみたいにシレっと言えばいい。
「責任? とれるわけないでしょう。だってこれはフィクションなのだよ」
ブラボー。これだけ社会風刺の効いたドラマは久しぶりに見たわ。もちろん風刺だけでなく、弁護士同士の丁々発止の騙しあいドラマもしっかりと面白かった。
このドラマを第1話から見続けてきた自分をほめてやりたい。早く続きが見たい。来週まで待てない! でも待つしかない! リーガルハイっ!