本日のよろこびごと。(481)


切なきこと 多かりし年 漢字は「絆」(喜)
マダムAとともにドラマの感想〜♪ 

  • 私が結婚できない理由』第9話

なんか今回は視聴熱が冷めちゃった。いまいち〜。
A「はい、はっきりいって今回はがっかりでしたね。陣内の切なさにじんじんしてたので、またそんな切なさを期待しちゃってたんだろうか」
ねー、陣内はよかったもんねー。あ、陣内ってのは『専業主婦探偵』の登場人物です。ツンデレぶりが最高でねっ〜って、まあそれは置いといて、
まずマコ。
もともと彼女を一番身近に感じて応援してたんだけども、今週はあざといヤなメスの部分がでてしまっていたなぁ、かいかぶりすぎていたのかもとまで思った。
シェフの前でグラスを落とし、
『す、すみません』
『いいから、今日はもう帰れ。具合が悪い時は休め』
『そんなわけには…私、一人で生きていくって決めたんです』
え? わざわざそこでそれを言う真意っていったい? さらにだめ押しは、
『あっ…(よろよろ)…す、すみません』
よろけて男へしな垂れかかるってのは、どこからどうみてもメスアピールとしか思えません。しかもものすごくあざとい、古くさい少女マンガパターンの。メス攻撃はこの後も、ベタすぎる“とれかけたボタンをつけてあげる”攻撃へと発展。うわあ、そこまでやる?
針を手にしたマコは完全にオスを狙う狩人でしかない。論より証拠、
『パパ―!』
の声を聴いたときの動揺ぶりったら…「え、なんだぁ、この人、既婚者なのー?」って失望がみえみえでした。その時マコはがっかりしたかもしれんが、こっちも画面の前でがっかりしとったわい。この子は料理人としての修業の場としてここを選んだわけではなく、やはり最初からこのイケメンシェフ狙いだったわけかよ。そーかよ。ま、そりゃそうか、料理で一人前になりたいのなら、コルドンブルーとか辻なんちゃらにまず通うことからはじめるわな。
など、先週まであんなに応援してたマコも今週の行動でさんざんな感想に。たぶんシェフが寡夫とかで、マコとハッピーエンドになるんじゃないかな…ふっ、つまんねぇ。
「おっしゃる通り! 今までの我慢が全部台無しになってしまうくらいの今日の行動。それにさー、結局妊娠してなかったって「何よ、それ?」って感じ。さんざん引き延ばしておいて、その結論はないだろ?
大体さー、
『なんで女だけが妊娠するの?!』
って言っておいて、シェフに女アピールするってどうなのよ?まぁ私はもともとマコにそんな思い入れはない。というか、あのはっきりしない性格が嫌いだ。もし身近にいても絶対に友達にはならないタイプなんだけどね。でも、
『パパー』
には私もがっかりしたわ。なーんだ既婚者かよーって」

えっ、あなたはそこにがっかりしたの。アタシはマコに対してがっかりしてたんだけども…(笑)
「まぁ、ありがちな展開として奥さんはいなくてそこにマコがはいりこむ、というおっしゃる通りの展開になるものと思われますな。私、このドラマの中で一番好きなのがこのシェフだわ。はじめて見た顔だけども、好きな顔♪」
アタシもわりと好きな顔かも。でもヒゲでよくわかんないけども♪
次にサキ。
社長のずるさにようやく気づいた聡い子は、今回の経験が彼女の糧となって、たぶんバイト先の出版社で恋愛指南書の出版にこぎつけるんだろうな。って簡単ですが以上。
「うん、賛成! はじめからサキがうってたもんね。
キャバ嬢は他人がやっている分には「職業の自由」だし勝手にどうぞ、だけども、自分のムスメがキャバ嬢になったらやっぱり嫌だし、キャバ嬢を正当化してほしくない。ムスメと見ている身としては、ここでちゃんとキャバ嬢をやめて、まともな道に戻ってくれてうれしい」

なるほど母たるもの捉える角度が違うわね。アタシはキャバ嬢イイじゃんと思う、それが目的でなく手段ならば。時給はいいし、自分にキャバ嬢をやれる才能があればなぁ…ぜんっぜんなかったな〜だから憧れてるとこあるかもなぁ〜あはは(笑)
最後にエミ&ユウ
まさかエミがアメリカ行きを決意するとはねー!
母親のアドバイスで、自分にとって一番大切なものはなにか気づいたということなんだろうけれど、じゃあ、ユウにとって一番大切なものはどっちなんだろう。ひかりちゃんにまだ未練があるのか、エミか。そもそもエミをアメリカに誘った事に関してもいまだに、技術者としての腕を買ってか、恋愛がらみなのかを明言してない。マコやサキにあおられてすっかり『プロポーズ?』のつもりになってしまったエミはまたしても優柔不断男に振り回されて終わるのかしらん。なんかそーなりそー。
「エミは相変わらずあさはかだなーって思うよ。とりあえず、ユウに真意を聞いてからだよね、永井大の誘いを断るのは。せっかくのチャンスをもったいないよねぇ〜なぁんて考えてしまうとこは、やっぱり年齢的なもの? 宮崎淑子がいい話をしてましたが、私には無理だ。損得考えろって言ってしまいそう。
来週30分拡大でそのままこの二人のだらだらすったもんだに費やさせるのだろうなぁ。いや、それが恋愛ドラマってもんだが」

30分拡大して回想シーンとかいっぱいやるんなら、再度ご登場願いたいのがカレ、正直男。今週再登板してくれたのが嬉しかったわ〜。もうさすがに出ないと思ってたし、今回のもいてもいなくてもいいような役回りだったもん。視聴者からの人気が高くて、緊急に登板が増えたのね、きっと。
『妹から、“優しい人とイイ人は言われるな”って言われてる』
と嘆く正直男をみてるのは、はがゆかったぜ。心が余所にあるとわかったうえでも女を抱きしめ、
「好きです! どうしてもあなたが忘れられなくて!」
そしてキスしちゃうぐらいの強引さがあればねぇ…。それができない男だから目の前にいる女性をキュンキュンさせることができないんだ。イイ人どまりなんだな。
「そうそう、そこなんだよね。この正直男の恋愛だけでひとつのドラマができちゃいそうだもの。きっとこの人の恋愛は女性主導型なんだろうなぁ〜いやいやでも、その強引でないところがステキって思う女子もいるかもなー」
そこを強引にできる男が陣内なんだよね。抱きしめちゃえるしキスもしちゃったんだけどもねー、やっぱダンナの元に帰っちゃうのかなぁ、深きょんは…って、あ、またしても『専業主婦探偵』の話に逸れてもうた。月9の男どもより陣内のがぜんぜんかっこいし、月9のオンナたちより陣内のほうがぜんぜん切なくて乙女なんだもん、ついね。