本日のよろこびごと。(471)


学術なく 感情的で 感傷的(喜)
ドラマ『南極大陸』を見ていて思うのだが、日本初の南極観測隊がやったことって結局「犬を置き去りにした」ことばかりが注目されてるよね。ほかにも研究や観測など偉業とよべる成果もあるんだろうけども、そーいうことってほぼ印象に残らんの。隊員たちも賢そうに見えんし。昔の映画『南極物語』も同じ。それってどーなんだろうと思う。
そんなふうに投げかけておいてお気楽月9の感想を♪

面白くなってきたねぇ。
いきなりだけど来週の予告見たっ?
マコ(大島優子)がますますかわいそうなことに…。
とことん嫌なヤツ化した元同僚(平岡祐太)の子供を身籠っちまったのかしらん? 脚本家は大島優子にどれだけ試練をあたえりゃ気がすむんだ、AKBが嫌いなのかお前?と穿っちゃうよ。
平岡の捨て台詞はひどすぎた。ここまでキモイ男の役だなんてこと、承知で引き受けたのかしら。役者は演じた役の印象に縛られるから、今後の彼の方向性が…まあ、役柄の幅が広がったといいほうに捉られなくもないけれども。
ひさびさに登場した妹(剛力彩芽)もひどい。キザキ(中村竜)と寝たのは
『お姉ちゃんのものを奪いたくなった』
からだし、姉ちゃんはなんもできないと否定しまくる。
『できるのは料理だけ』
というフォローがあったにせよ、過去においてもおそらくひどいことを姉に無神経にしまくってきたんだろうねぇ。それを寛容に受け止める姉マコの心の広さの報酬が一連のめぐりあわせの悪さだなんて、この世に神はいるの?
シェフ君(青柳翔)がイイやつだといいなぁ。顔はとりあえずよかった(笑)
サキ(吉高由里子)と社長(萩原聖人)の内緒のおつきあいもバレちゃいました。
いつかそういう時もくるだろうから、ばれちゃったことはドラマの摂理でしょーがない。しかし奥さま(稲森いずみ)、いきなりサキちゃんのところに来る前にまず夫に問い質したらいかがかと。まあね、夫がそのすきを与えないから、そこもしゃーない。でもラストに社長が家を出てくときのセリフは見逃せんぜ。
『俺はお前を幸せにできない。子供をつくってやれない』
おいおい、ちょっと待ていっ! 自分が余所の女に入れ込んでいることを棚上げにしてねぇ? サキとのつきあいは己の種無しが発覚する前からじゃん。気持ちはわかるが、あのセリフで暗に「俺は悪くない、お前が追い詰めたんだ」的なすり替えをおこなう、狡さ。イヤぁねぇ。
そしてもはや一番どーでもよくなってきた主人公の恋愛。
正直男(小柳友)はあいかわらずいいやつすぎて泣けてくる。その彼にどれほど誠実なことを言われたりされたりしてもエミ(香里奈)の気持ちはみじんも揺らいじゃおらんもんな。もう彼の勝目はないわ。タイプじゃないってことだろう。
ユウ(田中圭)はもうぜんっぜんダメ。なんで正直男を待ち伏せする? もはや気持ち悪いよ。そんで、何度もエミになにか言いかけては言葉を濁す、ごまかす、弱弱しく微笑んでみせる。どっかで見たぞ、この芝居。あ、ミタのクズ父ではないか!? 相手が察してくれるのを待つ姿勢が透けて魅力減退。ああ、嫌っ。だんだん田中圭本人すらかっこよく見えなくなってきた。
アタシ、俳優・田中圭は好きなのに〜(涙)
新しい男も登場したね。永井大と、シェフ君。
はじまった当初は男優レベルにいまいちキレがないとなげいたが、その種明かしはこういうことか。次々と新キャラの色男を投入する、さながら乙女ゲーム的な楽しさ♪ 
まあ、いまさらでてこられても…感もなきにしもあらずだが、マコの相手にひとりぐらいは人間性のまっとうな男を用意してやってほしいと、切に願うので嬉しいわ。シェフ君の体に正直男の魂が宿りますように。