本日のよろこびごと。(457)


父親が 土下座をすれば 子もまねる(喜)

今日も面白かったー!
クズ父にしてこのクズ長男ありの、豪快な壊れっぷりには笑ったわ。物に当たる、タバコを要求する、酒をかっくらおうとする、あげくにミタさんに『やらせてよ』。うはあー、うっとりするぐらいの怒涛のクズ化。この一家にまともな人間はひとりもおらんのう。しかしそれももはや快感の域。一家の崩壊やクズっぷりが癖になってしまって、再生の兆しが見えると「よかったね」と思うよりもほんの少しさみしいと感じてしまう…人でなしでしょうかね。
『俺の気持ちなんかわかんないくせに!』
逆切れされたミタさん。当然のように『はい、わかりかねます』とでも流すだろうと思いきや、
『わかります』
ええっ、わかるのかいっ!?
長男の真意を汲み隣家の壁にスプレーで代書きした、それがまさかの…
“家族を守りたい”
うわ、やられたー。うるっときちまった。なんなんだよ、ミタさん、万能にもほどがあるよ。
そしてついに動かざるクズ父も動いた。警察と隣家オババに息子の不始末を責め立てられて、ミタさん任せにするか、『でも、えっと、だから、あのー』と言葉を濁すのが常の男がまさかの土下座。己を落として息子をかばってまでしてみせる。ケロリとほだされるクズ長男。ふーん…ま、いいけども。
その直前のクズ父の醜態を目撃しちまってるアタシはそう簡単にはほだされません。義父に責められてレストランから文字通り一目散に走って逃げだすクズ。不倫相手の女をマンションの前で待ち伏せし、『もう俺には君しかいないんだよ〜』と泣きつくクズ。女からはきっぱりと振られておらはりましたなぁ。ふんっ。
面白いのが、今週の一連の父親との和解ムードで蚊帳の外とされた、不在の長女。家庭崩壊してからずっと最年長として一番シッカリしようと気を張ってきた子なので、なんともお気の毒。シッカリしているつもりでも男を見る目がクズ好みなのは母親ゆずり。来週の予告では、身体目当てのクズ先輩(いや、まだわからんが)に弄ばれて
『アタシを殺してよ』
ついに殺人兵器ミタによる、長女殺しが(自殺ほう助だが)。ドラマのジャンルが完全にかわっちゃうのでどうせ寸止めなんだろうけども、予告映像での容赦ない殺人マシーンミタの攻撃にはぞわぞわと血が騒いだわぁ。やばいね。ミタはカンフル剤にしても効きすぎる。