本日のよろこびごと。(375)

まなやランチ


対面が 東電という 神のいたずら(喜)
はあぁ〜、あちーねー。室温が28度を超えたので扇風機を使っています。だいぶ涼しい。さて今日は昨日のランチどころをご紹介。最初は新橋の「かおりひめ*1で鯛めしをと思ったんだけども、SL広場からざっと見渡して見つけることができず、断念してコリドー街で適当な店を探すことに。そして見つけたのが、

  • まなや (銀座8-2 山下ビルB1)

コリドー街を新橋から有楽町方面へ5分ほど歩いた途中の信号を渡った角、地味目の外観で隠れ家っぽく佇むお店。コリドー街の雰囲気とは一線を画した、飾り気のなさで、逆にほんの少しだけ気取った感を漂わせたエントランス。店舗はB1にあり、うすぐらい階段は少し敷居高い。どうしよう、やめようかしらん。でも表にでていたランチメニューが880円からだったので信じて入ってみることに。
階段を降り切ると、いきなり広くて、スッキリとしすぎた帳場がお出迎え。例えるならば、建築家の設計したお宅へお邪魔したときに感じる、日常感の排除。そしてお邪魔感。
「すんません、なんかアタシなんかが入ってもいいっすか?」
みたいな。席は全席個室。靴を脱いで靴箱へ自ら収納すると、コンクリートの敷石を渡って、板張りの廊下へ案内される。こういう個室店にありがちな薄暗さがないところがよい。ま、段差が多いので薄暗くしちゃうと事故多発しそうではあるけれど。
ランチメニューから博多地鶏の唐揚げ膳を所望。味付けは、メニュー掲載の特製壺ダレ漬け、塩ダレのほかに、おろしポン酢があるという。暑いのでポン酢でさっぱりいただこう。ご飯は大・中・小から大を選択(追加料金なし)。大は普通のお茶碗にてんこ盛りできた。付け合せに、野菜ごろごろのお吸い物、豆腐のあんかけ、香の物など。どれもちゃんとおいしい。よかった、あたりだ。
銀座(ってか新橋・有楽町)で千円以下のランチでこれならば満足。しかも13時以降の入店ならホットコーヒー(通常200円)を無料でサービスしてくれる嬉しさ。ただし料理に関してはインテリアへのこだわり以上のこだわりはないのか、「ほおおっ」と感嘆するほどのパンチはさほどなし。ただ普通にうまい。
インテリアの過剰な静の演出に気おくれしながら、個室でゆったりとランチができるお店。他にあてがないときの1軒としてインプットしておく価値はあると思います。持ち帰ったパンフによれば「里山の素朴料理とお酒」というのを売りにしている、夜はちょっと高級感のある個室居酒屋さんらしい。ふうん。夜は知らない、あくまでもランチ用に。
※※※
パンフのアクセスマップをみてたら、山手線をはさんだ線対称の目印が「東京電力」でした。むーん。

*1:香川と愛媛のアンテナショップの経営する食堂