本日のよろこびごと。(265)


どうせなら 火村&有栖*1の ドラマ化を(喜)
ドラマの感想を書くね。つっても、どちらもながら見なので簡潔に。

  • 『CONTROL〜犯罪心理捜査』

クールな大学教授と鼻っ柱の強い女刑事のコンビはまるで探偵ガリレオ。音楽も似てたしね。松下奈緒はもう少しコミカルな芝居がうまかったはずだが、これに限っては大柄な女がスピッツのように小うるさい違和感で、それでもストーリーさえ説得力があればと思えど、大学教授が犯罪捜査の第一線に乱入し、専門知識を駆使して犯罪捜査を絶妙アシストというくだりはいまいち消化不良…つーか、あの人、要る? 初回一番の見所は冒頭の松下さんの走り方。鈍重なおばさん走りにびっくりだよ。刑事じゃねーだろ(笑)

『CONTROL』からの流れで見ると、こちらは構図、音楽、演出、出演者、なにからなにまでプロがきっちり手綱を締めた完成度で、冒頭からぐいぐいと引き込まれる。ところがなぜか途中で飽きてしまった。なにがいけないのか。たぶん目新しさがないのだなぁ。怪しそうな人が実はイイヒトでとか、仲間ちゃんが怪演(佐野史郎の冬彦さんばりの)をみせてくれるとかなら期待しちゃうけど。渡部篤郎が一気に老けたことと、檀れいの声が好きだなと気づいたのが収穫。

*1:臨床犯罪学者・火村教授と助手・有栖のコンビが活躍する、有栖川有栖著の探偵小説