本日のよろこびごと。(263)

ソーシャル・ネットワーク


天才でも 大金持ちでもない 幸福(喜)
映画『ソーシャル・ネットワーク』の感想。
ハーバードの一オタク青年マーク・ザッカーバーグフェイスブックという巨大SNSを創り出すまでを鬼才デヴィッド・フィンチャーが本領発揮、疾走感たっぷりに描いた映画。ときどきわかんなくなったり、ぶっとんだとしても、2時間飽きさせることなく面白かった。
成功するけど爽快感はなく、オタクvsリア充の構図ありつつそればかりでもない、強いていうなら「切ない」青春もの。青年マーク・ザッカーバーグのラストの表情は心に残る。ただし、たぶんこういうメッセージを入れてくるだろうなと思ったとおりで意外性はない。
綺羅星のごとき存在感のショーン・パーカー(無料音楽ダウンロードサイトナップスターの創設者)が華やかに彩をそえ、敵役のアングロサクソンの双子との対立は、ハリーポッターっぽくてワクワク。
とにかくまあ、天才ばっかりでてきて、すげーっす。