本日のよろこびごと。(197)


アラフォーを 過ぎてますます ベルサイユ(喜) 
さてさてまたもドラマの感想を書いちまおう。

  • 「GOLD」

天海さんと野島脚本がタッグを組んだ新しい家族愛ドラマだそうで、ふーむ。
「戦うことを辞めた人間はいりません。でていきなさい、今すぐ!」
己のやるべきことが明確できっぱりとしたキャリアウーマン天海祐希は、鉄板のかっこよさだねー。見るたびに綺麗になっていくアラフォー姐さんって奇跡です。
反町隆史も渋みが増して、あら、なかなかいいオトコになったじゃない?
「俺じゃだめか?」
「私は女としての幸せは求めてないの」
こんなこと、言われてみたい、言ってみたいもんです。でも二人のシーンは重苦しく、そしてちょっぴり古臭い感じなのはなぜでせう。
ショートヘアの長沢まさみがうまく清涼剤的に機能してました。天海敏腕社長にただ翻弄されるだけの頼りない新米秘書かと舐めてたら、
「社長を守るのも秘書の役目ですから」
意外なスタンドプレイを見せて、ほお、なかなかやりおるわい。好感度アップ。
全体的にキャストも演出もがんばってる感あり、気合は伝わってきたものの、あまりドラマにのめりこめず。多彩な登場人物一人一人のキャラ立ちもよく、キーパーソンのちりばめ方もウマイのに、なにかもうひとつひきつける芯がないのよね。
面白くなりそう要素を盛り込みすぎてるのかしらん?
エドはるみ主婦パートの漂わせる不穏さは、ミステリーというには弱弱しくて、面白くなりそうというより逆に野島のあざとさ、野島ぽさが漂ってきて嫌ぁな感じ。
アスリートの美技が挿入されたエンディングの映像は、天海のシャープさが際立って素敵でした。なんか本格スポーツドラマっぽい仕上がりで、このイメージそのままであってくれてもよかったのになぁ…。
不完全燃焼くすぶれど、天海さんの魅力だけでも見る価値はあり。来週もとりあえずチェックしようかと思いましたです、はい。まる。