本日のよろこびごと。(180)


おっさんの 正体見たり 劣化プラ(喜)
たまに業者のおっさんが室内に入ってなんか作業したりすることがある。彼らが作業を終えて立ち去った後に、ふっと、その残り香がして、
「うわぁっ…(臭)」
汗と体臭がいりまじってちょっと発酵したような臭い。のけぞる。のけぞるが、そーいうときは換気をすればよい。
ところがである。なぜだかこないだあたりからある部屋で毎回そうした類の臭いをかぐ。おっさんは入室していない、少なくとも1ヶ月以上は。
なのに? なぜだ!?
も、もしやアタシの知らないうちに謎のおっさんが侵入し、なにかよからぬことを? それもほぼ毎日? えええっ!?
などと被害妄想で凍りつくアタシ。だって『世界仰天ニュース』とかであるじゃん、留守中に押入れの天井裏から隣人が侵入していたとか、天井裏に男が何年も住み着いていたとか、管理人がスペアキーで…。
ぞぞぞーっ。
いかんっ、おびえてたまるかっ! わからんから怖いのだ。
で、ひるまず部屋中の臭いをかぎまわり、ついに!そのおっさん臭の元をつきとめることに成功しました。
なんと、ってか、なんてことはない、臭いの元はプラスチック製の布団バサミ。布団をベランダに干すときなどに飛ばないように押さえておく、大型の洗濯バサミのようなやつね。もともとはそんな変な臭いはしなかったはず。見たところの劣化もさほどない。だが、鼻を近づけると、
「うわぁぁ、くっさーっ…」
すべてのというわけではなかろうが、プラスチックの中には劣化すると悪臭がするものもあるってことか、勉強になりました。
なぞの侵入者の正体がわかってスッキリってお話。