本日のよろこびごと。(174)


吸引力 変わるからこそ 喜びも(喜)
「あーあ、なにかおいしいものが食べたいわ〜」
ってのが近頃の母の口癖。
「あっそ。で、昨日は何を食べたの?」
と聞き返すと、すき焼きとか寿司とかウナギとか、
「そうそう、(スーパーに)新鮮な鯖があったのでカレームニエルにしたら、すごく美味しかったの〜」
とかほざくわけです。毎日美味しいものを食べてるとその美味しさに麻痺しちゃうのだね。
同じように吸引力の変わらないタダ一つの掃除機ってのを使っていると、そのことに麻痺しちゃってすごさがわからなくなると思う。
アタシのは20年前に買った紙パック式。当然、吸引力がどんどん低下します。しばらく紙パックを替えてなかったのでさっき替えたのね。そしたらすごいの、吸引力の落差が。
「すげー。あんたってこんなに力強いお方だったのね!」
あらためて惚れ直すというか、そんな感じ。
たぶん某ダイ○ンではこの感覚が味わえないんだろうなあと思ったわけです。
良かった、吸引力の変わるありふれた掃除機で。
母にも言ってやりました。
「たまにはマズいもん食べなよ」