本日のよろこびごと。(161)


しすぎなきゃ たいがいのもんは 期待以上(喜)
なんてね。
連休中、ついにあの!『アバターアバター ブルーレイ&DVDセット [初回生産限定] [Blu-ray]を観てしまったのですよ。ふっふっふっ。
「映画史におけるターニングポイント」という評判を聞いたらばこりゃ観ずにおらりょうか。ゆえにもっと早く観にいくつもりでもいたけれど、
「3Dでないと意味なし」
「いやいやIMAXでこそみるべき」
などの雑音に翻弄されて、
「えーい、めんどくせー!」
それがついに。なんと2Dで、しかも吹き替えで観るハメに。
2Dについては百歩譲るとしても、映画は絶対に俳優のリアルな音声で見るべきだという派なのになー。
2Dで「えー…」、吹き替えで「なんでだー!」の2重苦で期待値は最初からダダ下がりで望んだ、せっかくの『アバター』初見。なんてもったいねぇことを。
ところが、なのか、だから、なのか、
「なんだよ面白いじゃん!!(喜)」
正直言うと、
「ああ、これが3Dならなぁ…あ、きっとここには奥行きがあって…」
と後悔しつつ、脳内で3Dを再構成せずにいられなかったのは事実。といってもそーいうのは最初のうちだけ、だんだん気にならなくなる。ストーリーは2度も3度も観られるかと問われれば、それほどの引きや深みはないかもね。でも1度見るぶんにはちゃんと面白い。山場はあるし、味方になる姉ちゃん(人間)はかっこいい。なんてことはうっちゃって、なにより映像がすごいんだよ。2Dでもじゅうぶんその美しさや世界観は堪能できました。
吹き替えについては、予期せぬメリットもあり。というのも、劇中では地球人たちの言葉(英語)、先住民ナビィの現地語の2ヶ国語が交わされていて、英語部分が日本語で、ナビィ語はナビィ語のまま耳に届けられるので、異文化をよりリアルに体感することができたように思います。
うん、観てよかったわ。未見の人はまず観てよ。アタシからのアドバイスは、
「2Dでも吹き替えでもいいけど、絶対に大きいスクリーンで見るべし。で、期待はしないで行くこと」
って難しいか…。