本日のよろこびごと。(142)


『臨場』見ごたえありっ、IPPON!(喜)
続々新ドラマスタートです。見たもんについて、なるべく感想を書いていこうと思っております。

  • 『臨場』

乱れた髪、くずれた服装、一転、ドラム管の中の仏さんを見つめる真摯なまなざし。あーもー、内野聖陽さんがもう渋かっこいいったらないね。
ふたりっ子』で一躍脚光をあびた頃は、
「姉妹で取り合うほどの玉か?」
『ミセス・シンデレラ』で薬師丸と全国の主婦をメロメロにしていた当時「この人文学座のスターなのよ、ほんっとにかっこいいわぁ〜」と母親が鼻の穴を膨らませていた横で、
「おっさんじゃん…」
それが今では…ふっ。
見所は内野だけじゃぁありやせん。益岡徹高嶋政伸を筆頭に、渋みを増すイケてる円熟中年ワラワラしかり、やっぱり正装男子!(制服や背広)しかり。もちろん『相棒』『科捜研』などでおなじみ、テレビ朝日お得意の警察組織もの&骨太演出はもはや言うことなしの太鼓判。 
キャスティングもうまいところをせめてくる。隅々まで興ざめさせる芝居をうつ手合いは皆無、初回のゲストが辺見えみりってとこで、普通なら「エー!?」だが、終わってみれば
「え、これ、えみりなの?」
普段の特殊メーク(?)を封印し、狂気走った母親を熱演して作品世界にとけこんでおりました。やるじゃん。
これは絶対見なくては。テレ朝水9にハズれなし!