本日のよろこびごと。(118)


ひょええええー、今週も面白かったーーっ『宿命』!(喜)
”失恋の痛手も癒えぬノブコの身へ、雨や霰と降りかかる不幸の嵐!”
”「本当に愛していたのに…」よよよと崩れるノブコ、それなのに、ああなんということでしょう、タカシはご令嬢を見送りに”
”倒れた女へ手を差し伸べたのは、タカシではなく、え、アンタ誰!?”

真野・母の策謀に振り回される若者たちの巻でした。ってか、ノブコ(小池栄子)がかわいそう過ぎるだろー! そもそもタカシ母の蒔いた種がすべての現況なのに、そのツケをぜーんぶ子供らに払わせようとしてるってあまりにも身勝手すぎやしませんか。
若者たち(ってもAround40だけど(笑))はそれなりに真摯に生きてるのにね。タカシは(たとえそれが母親の刷り込みであったとしても)己の野心に忠実にたらんと、お嬢様は政治家のよき娘たらんと、ノブコはいい女たらんとした矜持で。子供世代は己の選らんだ道を自力で拓こうとしてる。ノブコなんて放っといてやれば見事に立ち直って、さらにずっといい女になってタカシを見返すいい男を捕まえてたと思うよ。その運命を狂わせた真野・母。心の傷ついた女性を、同姓が道具として使おうとするなんて卑劣にもほどがあるでしょう。同じ穴の狢(むじな)とはいえ政界野心に突き動かされている奥田・父のほうがまだしもマシに見えます。
ノブコはどうなっちゃうんだろうねぇ…。弟の事故でお金がかかるというのに小切手は要らないと言わざるをえず、仕事も失って。タカシもタカシだよ、自分のマンションの前で「本当に愛していたのに…」と泣き崩れたノブコをおいてくなよ。そんで、タカシ弟だよ。なんだよ、お前はー。この弟君は先週までは存在感が不明だったのに、えっ、君、お嬢様の妹と付き合ってたの? で、なんでアンタがここにおる? ってかタカシー、ノブコをフォローしてやれよー。
ああ、来週が待ち遠しい(楽)
※予告:「宿命」の最終回、最高のハッピーエンドバージョンを捏造してしまいました。むふふっ。明日載せます。