本日のよろこびごと。(38)


不毛地帯』も始まったねー(喜)
いやあ、重厚でしたのう。見ごたえ見ごたえ、世は満腹である。
でも正直、前半のシベリア抑留のあたりは見てるのつらかった。原作未読なので、物語のどのくらい割合までシベリア話が占めるのかわからず、
「も、もしやこの過酷な試練があと何話も続くのか…」
と嫌な予感とともに、同じ山崎豊子原作の『大地の子』が頭をよぎりました。陸一心の中国大陸での辛く過酷な日々…文化大革命での市中引き回し、妹の悲惨すぎる客死、ううっ、あんなのが延々と続くのならアタシは脱落だー。
予感がはずれて、商社勤務の描写が始まってくれてホッとしました(笑)。マジであと20分続いたら脱落しとったよ。商社パートになってから話も面白くなってぐーんと引き込まれたし、「壹岐にとっての第2の人生のスタート」は、アタシにとっても「やっとここからドラマ本編のスタートだよね、よかったよかった」という感じ。来週は早くも壹岐正(唐沢寿明)が戦闘機受注に戦略家としての辣腕を発揮し始めるみたいで、楽しみです。
それにしてもさ、今回のクールは『相棒』だけでもはや大満足なのに、『JIN-仁-』に『不毛地帯』と、力の入った作品が目白押しだー。これでもまだ全部が始まったわけでもないし、あ、そうそう、『坂の上の雲』も年末にやるんじゃなかったかしらん。ひゃー、すごすぎ(喜)