豚インフル対策のマスク買った?(1)


鶏が来る来るといわれてて豚が来るとは思わぬ伏兵、狂牛病で牛、インフルエンザで鶏と豚、これで安全な肉はなくなったのかしら? あ、豚は加熱すれば大丈夫だと、野田聖子が力説してたっけ。風評被害を出してはなりませぬ。
アタシはこれら一連の疾病は動物たちからの復讐ではないかと少しばかり感じておるですよ。
「俺たちを散々食い物にしやがって〜!」
という怒り、あるいは
「どうせ食うんならせめてもう少し生き生きと暮らせる環境で育てやがれ!」
というメーデーかも。だったらひどすぎるけど。いずれにせよ、少しばかり人間はいいきになっちゃいませんかという教訓めいたものもあるのかななんて。まあただの被害妄想かもしれません。
それは置いといても、豚インフルエンザは謎めいてますね。なぜメキシコの死者数がこんなに多いのか? 患者数に比べて死亡者数が多すぎでしょう。衛生設備や初期対応の誤りだとか、当地ではセキや発熱程度では病院に行かないから重篤化しやすいとか、患者数を実際より少なく発表しているとかいろいろ想像していたら(そう思いたかったってのもある)、ついにアメリカでも死者がでた。
ただしアメリカの死者は1歳半の幼児だというから、たまたま菌耐性の弱い子がやられたという見方も今の段階ならできなくもない。実のところ、どれくらい危険なのか、どういう特徴的な症状があるのかあまりニュースでやらないので、実感が伴わないまま警戒感だけあおられている。
NHK-BSで米ABCニュースをみていたら、高校で感染者が出たときの様子を、その場にいあわせた生徒が語っていて、
「(発症した生徒が)青白い顔で廊下に倒れて、吐きまくっていた」
と。こーいう生の情報ってなかなか日本のニュースではやってくれないので(情報に正確さを規するため国民にいたずらに情報を入れすぎてもいけないという配慮なのでしょう)、BS−NHKで海外のソースから情報を収集するようにしている。最初の患者がメキシコシティから離れた養豚場近くの村の少年で、その村では村人の半数以上が数ヶ月前になんらかのインフルエンザ的症状を発したというのを最初に知ったのも、海外ニュースから。
でも海外ニュースではもっとも知りたいことがわからない。今、日本に住んでいる自分がウイルス対策用マスクを買うべきなのか、多少なりとも食料備蓄をしておくべきなのか。とりあえず、うがいと手洗いはかかさないこと、それはわかった。マスクと殺菌効果のある手洗い剤ぐらいはやっぱ買ってこようかしら…心の安寧を買うために。
アナタはなにか備えをしてますか?