しじゅうから?


老化は確実にやってくるのだ。じわじわやってきて、そして突然牙をむくのだな。むかれました。えぐえぐ。
ソファで寝転がってマンガを読んで、ふいに立ち上がろうとしたら右肩から上腕にかけて激痛が走った。うげうっ。おそるおそる腕を動かそうとすると、直角ぐらいまであがったところで、え、それから先が、あ、あがらないー(泣)?? むりしたらあがらないこともないかもしれないが、あげようとするとものすごく痛くてつっぱるんで、どこかの筋がきれるんじゃないかというおそれ。うーん、この症状、なんかどっかで聞いたことがある。まさかこれが聞きしにまさるしじゅうから? いや、しじゅうかた(四十肩)だろ。ってえ、マジで?
一晩寝たら治ってないかなーなんて思ったけど朝起きてもやっぱ痛っ、現実だよ…。
しじゅうかたなんていやだー(じたばた)。いやいやこれはきっと肩が捻挫しただけに違いない。というのでひっぱってみた。少しだけ動く範囲が広がったような気がするけども、あんまし、やっぱこれって…あなおぞまし。
これってほっときゃ治るの? 半年から1年で自然に治る、薬で回復をはやめることもできる、といわれてもあまり慰めには。ぎっくり腰ばかりはまだ経験ないけれど、たぶんはじめてのぎっくりの訪れもこんなふうに「まさか、アタシが!? 今!? このタイミングで!?」な感じで身体の限界をあざ笑われるのでせう。おのれはまだ若いつもりでおりましたものを。
老々介護なんて言葉がふいに頭をよぎる。親の介護をしている最中に(まだしてないけど、遠からず可能性あり)こんなことになったら、もうその日から介護家庭は崩壊するのではなかろうか。ああ、高齢化社会の深い闇をおのれの肩に背負ってしまいました。