これなーんだ？

写真のぶつはいったいなんだと思いますか？　新聞を切ったもの？　まあ、そのとおりなんですが、じゃあ何に使うのかってことです。

• ヒント１:車の騒音に悩まされております。
• ヒント２:騒音はどこから入ってくるかというと、壁ではなくて…。

もうお分かりですね。そう、これは窓のサッシの隙間を充填するためのものなのです。これをですね、サッシと窓枠の間に挟んで窓をぴしゃん。ほおら、隙間シャットアウト、防音効果はばっちりです。え、なにびんぼーくさい？　ああそうさ、びんぼーで悪いか！
ちゃんと金をかけるつもりもなくはないのです。防音には２重窓が一番であると調べ、インテリアショップに見積もりを頼んでみたりもしましたよ。しかし３つの理由からいまいち気が進まずにおるのです。
１つ目は業者への不安。担当者がサッシの採寸にきたときに段取りがものすごーくシロオト臭かったんですね。「ああ、メジャーを水平にしないとミリ単位の狂いが…ううう、メジャーがたるんでますってば」などハラハラもんで、これじゃ施工も思いやられると。もちろん施工は専門の業者さんがするんだと信じておりますが、あの採寸で作ったものをはめられるのは、ちょっとねぇ。２つ目は見た目。もともと窓に飾り枠のようなものがほとんどない仕様のため、内窓をつけるにはかなり固定する枠をつがないといけない。枠をつぐとそのぶん内窓が室内側にでっぱってしまうのです。場所によってはめだたないけど、場所によってはいかがなものか。３つ目はお金。何箇所かいっぺんにと思ったら、あらまあ、５０万円近い金額が。「２重窓ってそんなに高いの？」って。いえいえ、これは見積もってもらった窓のうち１箇所がでかくて変形なせいでして、小さい窓は６万円ぐらいでつけられます。
さて困ったぞ、どうしよう。一度工事したら元には戻せないしなあ。しかしそうこう逡巡している間も車がうるせーうるせー。
で、いったいなにが悪いのかなあとシロオト診断をしてみました。耳にうるせーのもしんどいが、騒音が腹に響くのがさらに耐え難い。カメハメ波の緩いのを断続的に浴びせられているようで、最近では敏感になりすぎて足がしびれたり身体がしびれたりするようになっておりまして、これはかなりやばし。大型のバス、ダンプカー等が通る際に窓ガラスに触れると、かなり大きくぶるぶる震えている。なんでこんなにふるえてるの？　そこでふと、サッシと枠の間のかみ合わせ（ってこの場合言うのか？）が甘くなっているんじゃなかろうかと気づいたわけです。築２０年（概算）。サッシのゴムパッキン*1が劣化していたとしてもおかしくない。鍵を閉めてサッシをゆするとぶるぶる動く。そこでゴムのかわりになるものを作って（それが新聞切れね）はめてみたところ、おお、だいぶ振動が軽くなったではないか(喜）。まだまだゼロとはいかないが、しばらくこれでしのげるかも〜。もちろんいつまでも新聞切れでは見た目が悪すぎるし、開けたてもメンドー。ホームセンターでなんかイイもん、テープのようなもので補修できるようなやつでもないか探して、それがなけりゃ建具屋さんに相談してみるかと思っています。
新聞よりもグッドなアイデアをお持ちの方がいたらぜひぜひ教えてくだしゃりませ。切に。

*1:気密ガスケットあるいはパッキンというらしい