ル・クルーゼの鍋

まいうル・クルーゼ


ふふふー、実は憧れのルクルーゼのお鍋を手に入れて、現在ご飯炊きに愛用中しておりますのよん。
え、いつのまにって? 実は入手は1ヶ月ほど前、ダイエー応援感謝セールで3割引になっていたのをみて1日迷って衝動買いしたのです。え、1日迷ったらそれは衝動とは言えない? そ、そうかも〜。
で、どれの何センチの何色を買ったのよって? ではそのお話を。
いつか欲しいなと憧れのお鍋、購入にいまいち踏み切れないでいた理由は重さ・値段・色の3つでした。そもそもなんのために買うのかというと、飯炊き用にです。一時はおぎのや峠の釜飯の釜で炊くことを覚えて「炊き具合も申し分なし」と自賛していたんですがやっぱ駅弁用は耐久性が乏しいらしく1ヶ月ほどでぱっかりと割れてしまって…以降は普通のお鍋で炊いてはみたものの、飯が不味くて食が進まず。これはご飯党のアタシにはかなり切実。1ヶ月しかもたない峠の釜飯を毎月買うよりも、いっそル・クルーゼを買ったほうが長期的にみて正しい投資なのではと思ったわけです。
よし、買おう。一人用の飯炊なら16cmがよい。その大きさの重さならば…お店で持ってみたら、あ、これならまあなんとか。次にお値段。お鍋に一万円以上はかけたくないけど、16cmだとだいたい1万円前後で売ってるようですね。で、これもまあよし、と。そして最後の難問が色選び。カラフルな可愛い色合いがこのお鍋の特徴でしょう。やっぱ王道のオレンジ系かなぁ、風水的には黄色がいいというし、うーん、白も捨てがたい。でもね、想像してみたの。黄色や赤やオレンジや白のお鍋で炊いたご飯ってものを。そしたら、なんか食欲をそそるような気がしないんです。で、はてどうしようかなあと。
ところが。いかにもル・クルーゼ的なココットロンドではなくて、センセーション・ラインというシリーズにね渋い色合いのものがあるということを発見して一気に解決。形はね、やっぱココットに比べると可愛さ半減。でも色がとにかくアタシ好みで、みつけたときは「これだー!」。赤と黒の2色展開で買ったのは当然断然、黒いほうね。ショコラとかいうカラー名だけど鋳物っぽい漆黒。これがご飯炊きには大正解。黒いのでご飯がつやつやうまそうだし、なんか南部鉄とかで炊いたみたいに見える。すごく和風テイストなのです。もちろん炊き加減もよし。飯炊きの決め手は均一な火の通りと、圧力だとアタシは思います。特に大事なのは圧力。普通のお鍋よりも重い鋳物のフタが釜内の圧力を高く保ち、そのおかげで飯がふっくらつややかに仕上がるのだ。たぶんね。
こうしてついにル・クルーゼホルダーとなったアタシは、早速で「ル・クルーゼでおいしい和食」なんていう平野由希子さんのレシピ本をネット通販しちゃったりしたのですが、そこではたと気づいた。「鍋は飯炊き優先なので、おかずを作るのに使えない…」がーん。これは2つ目を買えって言うこと? まさかル・クルーゼを買った人が二つ目、三つ目と買っていくのはこういう仕組みだったのか!?(っていうこともないだろうけど)