南伊豆旅行2日目

休暇村から路線バスで17分の石廊崎からは遊覧船と、下田への連絡船の2便が就航しています。猿の住む島で餌付けを行うという遊覧船にも惹かれましたが、スケジュールの都合上、連絡船で下田へ移動することに。
千石船の形の小型船はかなり揺れます。でも陸側からみた景色を今度は海側から見る、変化に飛んだ海岸線が40分間を飽きさせず、船酔いもせず。
岸から離れたあちこちの岩礁に釣り人たちがたくさんいたのにはびっくり。捕まるところもないような岩肌に腰掛けて太公望を決めているけど、大きな波がきたらすぐさらわれちゃいそう。見てるほうがドキドキ。

  • 海中水族館

フェリーの船着場からは湾を挟んだ反対側に位置する海中水族館へタクシーで移動。
まずはタクシーの運ちゃんもオススメのアシカとイルカのショーの会場へ。次から次へとどこかでなにかやっている過密スケジュールにもかかわらず、立ち見もでるほどの大盛況。こーいうの見るのはひさしぶりだし、構成もよくて、かなり楽しめました。アシカもイルカも頭がよすぎ。なんであんなことができるんだろか。メスのアシカとお兄さんが水中で戯れるショーが、なんか禁断っぽくて、いけないものをみているよう(笑)。
ところで水族館ですが水中というし、建物が海の中に突き出した形をしている。とくれば下田の海中がそのまま見られるようになっているのね、と思いますよね。違うのでした。どこの水族館でもあるような超大型水槽にたくさんの魚たちが群れ泳いでいるだけで、しょぼん…。ま、ショーが面白かったからいいとしよう。
ランチは水族館エントランスにある食堂で。ま、ウマくもないが、マズくもない。

  • 干物の小木曽商店

水族館発の路線バスの時刻が事前に調べた情報と違うのに気づいて、あわててタクシーで移動。
途中で運ちゃんオススメの小木曽商店(駅前店)で停めてもらい、お留守番の父ちゃんにお土産の干物を購入、「臭う…荷物になる…近所のスーパーでも売ってる」と渋る母親に持たせる。実はこの干物屋は栗原はるみさんが自著の中でもお勧めしていて、立ち寄りたかったお店なの。

帰路もグリーン車です。へへ、たまにはこれぐらいの贅沢させとくれ。
往路のリゾート21が有り得ないほど装飾的だったのにくらべ、機能重視でそっけなくてやや気抜け。でも2階席なので眺めはよいです。またウエルカムドリンクサービスなるものがあり、JRレディがおしぼりをくばりながらドリンク(コーヒー、紅茶、ジュース)の注文を聞き、座席までサービスしてくれるとこがちとスペサルなの。アタシはコーヒーを、母はオレンジジュースを。ごくごく。
一息ついて、フットレストをセッティングし座席をリクライニングさせると、「ほお、こりゃ快適だわ」。飛行機のビジネスクラス並みの座り心地なんだそうです。へー、すげーな、ビジネスクラスって。椅子はリゾート21にだんぜん勝っております。
寝心地満点のシートで寛ぎ、伊豆急下田駅売店で買った桜美堂のアイス*1を食し、「あら、これおいしい」「あ、ホントだ、ウマ〜」と、家路に着いたのでありました。
(以上、旅行レポでした。伊豆下田に行く際のご参考にしてくださればと思います。では)

*1:このアイス、マジうま。鮮度がよい味。伊豆急に乗ったらぜひお試しを。