南伊豆旅行1日目


週末に母と1泊二日で伊豆下田へ旅行してきました。そのレポをさくっと。

行きは東京駅発のリゾート21のロイヤルボックスグリーン車)に乗車。
内装はどれをとってもムダにゴージャスで少し薄暗くて、他の車両とは別世界。天井照明は中央に花型のと楕円形のが配置されていてデコラティブ、壁に飾り照明、床は絨毯張り、座席間は開き過ぎではと思うほどゆったり、座席の手すりは木製風。もちろん窓は、「広ーーいっ、でかーいっ!」
海側に一人席、山側に二人席という配置なので二人連れのアタシらの席は山側。乗車率が5割程度だったので、山側席に荷物を置いたまま海側の席に移動して景色をたっぷり堪能いたしましたが。混んでいるなら2名でも海側の一人席を前後で買ったほうがいいかも。席を回転させて向かいあわせば車窓のビューを二人じめというカップル席に早変わり〜。
ロイヤルボックスの目玉はもう一つ。トンネルに入るとアーチ型天井にパノラマ映像が映し出されるのです(一部のトンネルだけですが)。海中を泳ぐ魚たち、きらきらと虹がかかり、滝が流れ。楕円形照明の上からオレンジの鶏冠が突き出しユラユラしだすのは「え、極楽鳥のつもり? そこまでやるか?!」って感じ。まあ一度は小贅沢して乗ってみる価値がありますぜ。トイレも広いのよーん。

  • 寝姿山ロープウェイ

下田駅から歩いて1分、ロープウエイに揺られて3分で標高200m(低っ)の寝姿山山頂到着。低くとも下田の港が一望できて、山頂には手入れの行き届いた花々が咲き乱れた遊歩道が整備されていて、第1展望台から第2展望台へと快適な散歩が楽しめます。天気がよければ外せないスポットでしょう。

  • ペリーロード

駅から徒歩15分、日米条約締結の際にペリーさんが了仙寺まで歩いた道が面影のまま保存されています。水路沿いの石畳を端から端まで歩いても10分程度。規模は小さいけれども、ムードあります。道沿いには覗いてみたくなるお店もありました。でもまあ、あまり期待しすぎると「ふーん、これだけかい。ガイドブックの写真ってよくとれてるよね」と思うだけでしょうけど。

  • 南伊豆休暇村

宿泊は下田からバスで20分の国民休暇村。弓ヶ浜に面した公共の宿です。
駐車場は車がいっぱいで、「下田、観光客の姿があまりいないと思ったけれどいるところにはいるのだな」とちょっと感心。部屋は新築間もない東館でとても清潔で綺麗。廊下を歩いているだけで新しい畳の匂いがぷ〜ん。部屋は海側4階。窓からは真正面の大きな松が邪魔で浜の景色は半分ぐらい隠れています。予約の際に「松が邪魔して海は見えないかもしれません」と事前にアナウンスがあって覚悟していたので、これぐらい見えるのならばぜんぜん期待以上。
さらに期待以上なのが料理。
デラックス伊勢海老バイキングというコースにしたので、通常のバイキングに加えて伊勢海老の活け作りが一人一匹つきます。身は刺身になっているくせに蠢く伊勢海老の土台。あまにりも動きすぎてちと怖かった。お刺身は当然「あっまーーぃ!(喜)」。
バイキングはローストビーフ(肉厚っ!)、海老の塩焼き(お頭付き!)、お刺身、てんぷら、酢豚、シュウマイ、パスタ…などなど、和洋中と30種類以上はありました。なくなったらすぐに補充されるので、「しまった、とり損ねた」という悔しさもなく、さらにどれも水準以上のウマさなの。もっと食いたい、全部食いたい、でも腹がいっぱい…ジレンマに身悶える母とアタシでありました。バイキングで「じゃあアタシはローストビーフにするわ」と決めて、大皿にはローストビーフとクレソンを盛り、あとはサラダ、スープ、焼き立てパンを、なんてキレイに完結できたらカッコいいんでしょうけどねぇ。
デザートにも、杏仁豆腐、抹茶寒天(黒蜜・きなこがけ)、洋ナシケーキ、クレームブリュレ、ところてん、など盛りだくさん。そしてやはりウマい。クレームブリュレを初めて食べた母はたいそう気に入っておられました。ここのバイキングはクオリティが高すぎて、いろいろと心残りを残しましたね(笑)。
翌朝は宿のまん前の弓ヶ浜をちょこちょこ散歩。季節外れで人もまばら、休暇村プライベートビーチって感じ。本当にキレイに弓形の半円を描いているのね。そうそう、夜に窓を開けていると波の音がして、それもとてもよかったですよん。
朝のバイキングも当然美味。いやあ、休暇村って館山といいココといい、アタリが多いわぁ。
(続きは明日)